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MIURA流 登山塾「ippo」

ミウラ・ドルフィンズでは鹿屋体育大学の山本正嘉教授をはじめ三浦雄一郎・豪太親子とともに、より快適に、より安全な登山を行うためのデータを測定し、登山者のための実践的なトレーニング方… もっと読む
毎週月・水・金曜日の12時に更新!このippoマガジンでは、科学的な根拠のあるMIURA流のトレー… もっと詳しく
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#登山のペース

登高テスト〜みろく山の会の10年間の実践〜

登山での最適なペースを知るための「登高テスト」の方法を以下のnoteでお伝えいたしました。 今回は、「登高テスト」を独自の経験から作り上げ、その結果から参加者の体力度をレベル分けし、実際の山行が無理なく安全に行えるような取り組みをされている「みろく山の会」の紹介をさせていただきます。(原文は以下をご覧ください) みろく山の会 1983年に40歳以上の中高年を対象とした山の会として創立。当時は会員数150名、1999年にはNPO法人格を取得、2019年11月には760名の会

登山中のマイペースを知る「登高テスト」(最新情報!!)

登山を安全に行うためには「マイペース」で登ることが重要、そしてその速度はどのくらいか?というのは以下のnoteに記載しました。 今回は、「マイペース」を知るための方法をお伝えいたします。 最適な場所 傾斜がある程度一定である20分間くらいの登りが続く山道。滑落や落石、転落の危険性が低いことを満たせる山。 用意するもの 登高速度を算出できる腕時計など。 方法 以下の図のように、250 m/h、300 m/h、350 m/h、400 m/h、450 m/hというように、登

登山のためのトレーニング(安藤真由子の基準編)

前回、「トレーニングは、何のためにどこを鍛えているのかを意識して行うことが重要」だとお伝えしました(前回の記事はこちら)。私も登山を通してたくさんの景色を見たい、そして色々なルートからも登りたい、と思っています。そのために、何が重要かを私自身も考えてトレーニングを行うようにしています。今回は私の現状と目標、それに向けての私の取り組みについて、書いてみたいと思います。 登山の特徴は平地でのウォーキングと違い、登り下りのある不整地、そして時間は数時間〜数日にわたる縦走の場合もあ