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冬の時期は登山の頻度も減ってしまいますよね。そして体力の低下も心配になりますね。春になり、久しぶりにザックを背負うと「重たいな〜、体力落ちたな〜」と感じる方も多いかと思います。そんな冬にこそ、低山登山をお勧めします。平坦のウォーキングでは登山のためのトレーニングとしては強度が足りないのですが、アップダウンのある低山登山はいいトレーニングになります。今日はその効果についてお伝えいたします。 佐賀県の金立山(標高502m)を拠点として、毎週水曜日に登山を行っている「水曜登山会」
先日、冬の八ヶ岳にテント泊で行って来ました。冬靴にアイゼンを着けると一気に足の疲労感が増しました。さらにアックスやロープ、防寒着なども増えると夏よりも背負う重量は増加します。帰宅したら背中や足が筋肉痛でした。そして、エネルギーもかなり使ったのか、食欲も増加しました。さて、装備が増えるとどのくらいのエネルギーを使うのでしょうか?
国立登山研修所の初めての試み、オンラインセミナーの講師をさせていただきました。「登山の運動生理学」という題名で、登山のためのトレーニングやエネルギーについてお伝えしました。 パソコンの画面に向かって話しましたが、村越先生の名司会に助けていただき、私もとてもいい経験になりました。北海道から九州まで、300名以上の全国の方々に聞いていただけたようです。ありがとうございました😊チャットでの質問もありがとうございます。ご質問いただいた内容と答えを覚えている限り、ここにも記載させてい
登山の講習をしていると、「登山後のビールは水分補給として考えてもいいですか?」と聞かれることがあります。確かに運動後のビールは美味しいですよね!でも私はこう答えています。「美味しいことはとってもわかりますが、体にとってプラスではありませんね〜」と。では、なぜよくないのでしょうか。 まず、登山(運動)をすると、筋肉を使います。登山の翌日に、疲労感があったり筋肉痛を経験された方もいると思います。そんな時は体内の糖質やタンパク質を分解しながら運動を行なっている可能性があります。