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Art fills my soul. アートに触れる。こころを満たす。

先日、尊敬する方のツイッターで「ヘラルボニー」という存在を知った。何だろうと思ったらアウトサイダーアートに関係していると分かって、それ以上のことを調べる間もなく、Zoomで参加できる展覧会を予約した。

コロナの状況下、オンラインで美術館巡りができるところはたくさんある。これまで行きたいと思っていたけど遠くて行けなかった美術館の作品にオンラインで出会えるのはとても嬉しいことだけど、臨場感がないというか、どうもしっくりこない…というが本音。そんなに多くの美術館のオンラインをチェックしたわけじゃないので、たまたま運が悪かっただけなのかも…と思いながらもヘラルボニーがどんな感じで進むのか全く分からない中で迎えた日曜日の朝。

ヘラルボニーにZoomでログイン。

感想はあっという間の40分間で想像以上にとても良かった。アウトサイダーアートの良さが実によく伝わる展覧会だったと思う。案内をして下さった深澤さんという女性の説明がとてもパーソナルで好感を持てたし、少ないながらもコミュニケーションを取りながら作品を見るというところも楽しめた。ヘラルボニーがどんな団体なのかも初めて知れた!(Zoomに参加するまではヘラルボニーが会社の名前だってことすらわかってなかった)

とにかく大満足の40分。

40分を終えて、ヘラルボニーについてもう少し調べてみたら、まさに先日気になっていた「おすそわけしマスク」プロジェクトhttps://www.osusowakeshimask.com/ の立ち上げにも関わっていると知ってびっくり。こうして点と点がつながるのって気持ちいい。きっと、この点がさらにどこかに繋がっていくんだと思う。

40分の中で紹介して下さった作品は少なかったけれど、十分にヘラルボニーの魅力が伝わってきて、もっと見たい。他にどんな作品があるんだろうと興味が湧いた。今月いっぱいはZoom展覧会をやっている、でもきっと同じ作品の紹介なんだろうと思っていたら、ひょんなことから必ずしも同じではないと知って、2回目の参加を決めた。

で、さっき参加してきた。

結果としてメインで紹介した作品は同じだったけれど、その前後で見た作品たちは別のものだったので、他の作品が見られて大満足だし、同じ作品でも、素敵な作品なのでまた見ることができて素直に嬉しかった。今回は大田さんという方が案内をして下さった。ヘラルボニーの成り立ちや、ヘラルボニーの代表は・・・と説明する大田さんの表情に、ヘラルボニーへの想いが溢れていてとても素敵だと感じた。先日の深澤さんの時も同じことを思った。

アウトサイダーアートが好きなので、興味をもった今回のZoom展覧会だったけど。出会えたアートにも大満足だけれど、何よりもヘラルボニーのことを知ることができて良かった。

コロナ禍ですぐにはいけないけど、これでまた一つ、行ってみたい美術館リストが増えた。


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