子どもの目の充血に決明子(ケツメイシ)
最近、目がかゆいと目をこすっていた次男坊。
ある日、起きてきたら左目だけ真っ赤に充血してる😱
眼科に行くと、「何らかのアレルギーだね」と点眼薬を渡されました。
かゆい時に追加で使う目薬も処方されたのですが、目の充血や痒みはなかなかなくならない。
と思っていたら今度は娘っ子の上まぶたが赤く張れて痛いと。
また眼科に連れていくと、「ばい菌が入ったのかな?」と抗生剤の点眼薬が処方されました。
中医学的にみる「肝」と「目」のつながり
中医学的には「肝は目に開竅(開竅)する」と言われていて、目が正常であるためには肝から送られてくる気血が大切です。肝に問題が起こると目にも問題が起こると考えられています。
特に春は「肝」と関係が深いので目の症状も出やすいとは言え、こんなに次々に眼の症状出てくるとは...。
次男坊は今年の春から小学校に入学、娘っ子は幼稚園に入学でストレスが肝の働きを低下させ、繋がりの深い目に様々は症状が現れているのかもしれません。
食材でもフォローしてあげたいと思いましたが、目の疲れや熱を取るのに良いとされる先日買った菊花ブレンド茶はあまり口に合わなかったようで、飲みたがらない。
う~ん、そうだ、決明子を試してみよう!
眼科常用薬の決明子
決明子はマメ科エビスグサの種でハブ茶として飲まれています。
そこでハブ茶を飲ませてみたら
「コーヒーみたいで美味しい!」とかなり気に入った様子。
学校に持っていく水筒にもハブ茶をリクエストされました。
確かに変な苦みもなく、香ばしい麦茶のようで美味しい。
ノンカフェインなので子どもも安心して飲めます!
決明子ってどんな効能があるの?
眼科常用薬と言われている決明子。
目の赤み・腫れ・痛みなどの眼科症状に広く使われています。
決明子の注意点
ただし、決明子は微寒で冷やす性質があるので、冷やさずに常温または温めて飲ませています。
これからの時期は暑くなってくるので大丈夫かなと思いますが、秋や冬など寒い時期に常飲するのは控えた方がよさそうです。
そして、胃腸が弱って下痢をしている時は禁忌です。
このハブ茶を使いましたが、香ばしくて美味しいです。
800mlの熱湯で2,3分弱火で煮出してから常温にして飲んでます。
今のところ、3日ほどハブ茶を飲ませてます。
病院で処方されたお薬も並行飲んでいるのですが、次男坊と娘っ子の目の症状は落ち着いてきました🙌
次回同じような眼の症状が出たら、早めにハブ茶飲ませてみようと思います。
あくまでハブ茶は目の症状に対する対処療法。
ハブ茶を飲ませるだけでなく疲れていないか、夜はよく眠れているか、肝の気血は足りているかなど総合的な観察も常日頃から大事だなぁと思いました。
なかなか先手を打って予防するのが難しいのですが、日ごろからの養生も気を付けて行きたい!
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