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三浦るぴんの短編小説(全年齢向け)

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三浦るぴんの短編小説(全年齢向け)です。
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#意味

3(短編小説)

私は常に3を意識して生きている。 小学校から中学校までの出席番号が小学5年生の時を除き、…

三浦るぴん
4か月前
5

「手抜き」(短編小説)

  * 「手抜き」という言葉だけで、どれくらい想像力を働かせることができるかによって、そ…

三浦るぴん
9か月前
2

雑なストーキングで恋が終わった件(短編小説)

 今日は彼ピ(彼氏という意味)になる予定の、わたしの彼ピッピ(友達以上恋人未満の男性とい…

1

恋愛中者(短編小説)

  * 恋愛は難しい。 最近、彼女の様子がおかしいから、そう思う。 いや、おかしいというよ…

3

ブラコン妹とシスコン兄ちゃんと甘ったるくて苦ったらしい液体(短編小説・後編)

* 「なあ、俺昨日何してたっけ?」 「覚えてないの?」 「すまん……さっぱりだ」 「ふーん…

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文芸部の先輩と後輩の恋愛事情(短編小説・前編)

* 「え? 何この空気?」 「ん、あー……まぁ、ちょっとね」 「…………」 その日の放課後…

3

文芸部の先輩と後輩の恋愛事情(短編小説・中編)

* そんなことを考えている間にも、どんどん状況は悪化していく。 気付けば周囲には人だかりができており、その視線は全て俺たちへと向けられていた。 もう完全に詰みの状態だな、これ。 こうなったら仕方がない。 多少強引ではあるが、強引に引き剥がしていくしかないだろう。 そう思った俺は、意を決して行動を起こすことにした。 最初にしたのは、周囲の人たちに向かって声をかけることだ。 「すみません! 道を開けてもらっていいですか!」 俺の声を受けて、周囲から人が離れていく。 それを確認し

文芸部の先輩と後輩の恋愛事情(短編小説・後編)

* 俺と後輩ちゃんは並んで歩き続けていた。 「先輩、どこに行くんですか?」 そんな問いかけ…

1

この世界に愛は存在すると思いますか?(短編小説)

  * 「この世界に愛は存在すると思いますか? 私は愛を諦めだと認識しています。そして、…

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よく目立つ奇妙な人は生き方に悩んでいる(短編小説)

  *  人から、よく目立つ、と言われる。  あまり目立ちたくはないが、目立ちたいときも…

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