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世界遺産の町の今日(2020/04/14)

4月14日(火)

大森町はいい天気だ。昨日まで2日間ほど久々の雨が降っていたが、再び春らしい晴天を迎えた。こんな日は外で思いっきり深呼吸をして春の草花を愛でるのがいい。幸いこの町ではまだそれができる。

4月に入って2週間が経った。群言堂本店は1日からクローズしている。町ではガイドツアーも中止し、町内の飲食店や観光施設なども軒並み営業を止めている。

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人気のパン屋・日高さんも、営業日を限定して注文販売に切り替えた。数少ない町のライフラインとしての機能を維持してもらえて本当にありがたい。※通販対応もするそうなので、興味のある方はこの機会にぜひ日高さんのパンを味わってほしい!

月の初めごろまではまだちらほら見かけた観光客もいなくなった。高齢者の多い町でもあるのでとにかく今はありがたいことである。

石見銀山の世界遺産登録から12年が経ち、観光客の減少が市の課題ともなっている昨今。まさかどこからも来ないで欲しいと思う日が来るとは。

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春なのに町は静かだ。田んぼのレンゲ草や銀山川の菜の花など、草花だけが賑やかに咲き誇っている。

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三浦はといえば、もともと半リモートワークのような少人数のオフィスで仕事しているのであまり変わりなく働いている。ただ状況次第では完全リモート化しようと考えているところだ。

遅れている次号の三浦編集室の制作が進まない。とにかく手を動かそうと、散らかった机の整理や返事しそびれていた手紙などに手をつけている。半ば現実逃避のようでもあるが普段の不義理の解消・軽減も大事なことである。

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さて、4月9日には松江市で島根県で初めての新型コロナウイルス感染者が確認された。現在、県の発表によれば10例の方の感染が判明しているそうである。県西部の方にももう広がり始めているかもしれないし、今はまだでもいずれはそうなるものと考えておかなければいけない。

ただでさえ400人しかいない町ではあるが、町民がみな極力外出を控えるなどそれぞれに気をつけているのがわかる(全然会わないから)。早い段階から用心しておくに越したことはない。ワイフも娘も無事であるし職場など周りの人も今のところ変わりなくこれまた幸いである。

なんと名古屋に住んでいる姉は39度越えの熱が4日間続いたらしいがPCR検査は受けられず原因は判明しないまま回復期に入ったらしい。無事ならいいが心配だ。

年間で最も人の多くなるGWも間近に迫るが、大森では各店舗・施設ともに閉じる予定だ。三浦も大好きな素敵な町だからぜひ遊びに来て欲しい気持ちはあるが、きっとまたお声がけできる日が来るはずなのでその時までどうかお待ちいただきたい。

それまでどうかお達者で。