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憧れたあの背中。あなたのヒーローは誰?『ミュージカル ヘタリア~The Great World~』〜感想日記〜

『ミュージカル ヘタリア~The Great World~』



あらすじ(ネタバレ)

 第一次世界大戦中のドイツは「中世でもレースは繰り広げられていた」と振り返る。
 海を目の前にし、それぞれのタイミングで探求を始める各国。胡椒を求めグルメを求め、動き出したのはスペイン。次いでフランスも美食大国としてグルメレースを制するため世界を飛び回る。
 そんな中、”元海賊”のイギリスもついに動き始め、アメリカを見つけ弟分として可愛がりはじめる。産業革命の波も押し寄せ、時代は近代へと移り変わっていった。
 アメリカの食糧や資源を狙ってスペインやフランスが近づいてくる度に遠路はるばるそれを阻止するはめになったイギリスは経済的に困窮していった。フランスやスペインにそのことを告げられ、また「いつまでも二人でいてはナンバーワンになれない」などと言われ、独立に心が傾くアメリカ。ついにイギリスにその旨を打ち明けたが、受け入れてもらえずに戦いになる。自分の育てたアメリカの動きを読み簡単に追い詰めるイギリスだったが、ついにとどめを刺すことはできなかった(1776年アメリカ独立戦争)。
 イギリスから独立しフリーダムになったアメリカを見てなぜか腹痛に襲われるフランス(1789年フランス革命)。そしてその頃、日本も中国に対して「これからは一緒にいる必要がない」と決別を言い渡したのだった。
 そしてその頃、鎖国中の日本のもとへアメリカ、フランス、ロシア、ドイツなどが表れ「日本を一番センスよく着せ替えられた者がヒーローだ」と競い合い、日本は『♪開国』の歌を披露する。
 その後、アメリカの仕切りで開かれた世界会議にて「極東に攻めるのはやめること」「平和の祭典を開催すること(1900年パリ万国博覧会)」が決定。欠席だった中国にはイタリアが、イギリスにはフランスが伝言するが、お祭り当日イギリスの姿はなかった。
 文化祭&体育祭のようなテイストでスタートした平和の祭典だったが、突然ロシアが不穏な動きを見せる。開催国のフランスと共に「この祭典は俺たちが一番であると知らしめるために開かれた」と歌うロシアは各国を攻撃し、日本に「発展途上の君が同盟を組むなら助けてあげる」と囁く。「騙されるな!」と忠告する中国の声は届かず、ロシアとフランス側に着く日本。しかし、その後ロシアはフランスも倒し、そしてアメリカへ「他の国を従えさせて僕の言う事を聞くなら他の国の命は助ける」と恐喝。一同困惑する中、「イギリスはどこ?こんな時ツッコミを入れるのはイギリスだ」とイタリアが呟く。それを受けて各国は無線に向けてイギリスの名前を呼び、その呼び声を受けて颯爽と登場するイギリス。ロシアの言葉で、イギリスとアメリカの一騎打ちとなるがアメリカ独立戦争の時のようにとどめをさせないイギリスだった。
 と、そこで「ここまでしないとイギリスは来ないのか」とネタバラシ。平和の祭典での茶番劇はイギリスを呼び出すためにフランスが企画したものだった。最後には「これからも新大陸を目指そう」と総員で歌を歌い幕を閉じたのだった。

感想

 イギリス~~~~~~!!!!!!!泣(大絶叫)
 前回の舞台はWWⅠ〜WWⅡあたりのお話でしたが、今回は中世〜近代、大航海時代〜産業革命後あたりのお話でした。そして!アニメでも前回の舞台でも涙したあの!アメリカ独立戦争が!!ふたたび!!!「……できねぇよ」「……できるわけねぇだろ」どっちだったっけ?あの台詞、わかってても何度でも泣ける……笑
 中国と日本の関係も同時進行で描かれていて、違いが面白かったです。中国もイギリスもいい兄ちゃんやなぁ……泣 そして日本は礼儀正しいふりをしていつも失礼なことを言うあるね笑 日本さん、いいよね……(好き)

 スペイン親分〜〜〜!!!安易に恋に落ちちゃいそう。ワンピース!情熱の国スペインっていいよね!ポルトガルと世界を半分こずつにしよって条約結んだ話やばすぎる

 エリザベス女王のふりしてたイタリアちゃんが驚きとさすがの可愛さでびっくり!!!

 1回目の舞台より今回の方が演者さん同士の絡みが増えてるような気がして感慨深いかんじになりましたね〜。

 あとこれは何回も思うけど、私が大学受験の時にヘタリアを知ってれば世界史でもっとマシな点が取れてたはずだぁ〜〜〜!!泣
アニメや漫画でももちろんいいけど、ミュージカルだと歌になってる!「♪いち、に、さんで、枢軸国!」とか!歌覚えたらきっとなんとなく流れが掴めるよね〜。ほんと、世界史の点数ひどかったから悔しい……。
 1900年パリ万国博覧会は、黒執事でも出てきましたね!創作と歴史がつながるとなんだか面白いです。歴史も、物語ですからね〜。

 アマゾンプライムで観たのですが、まだ数作品ありそう!なのでミュージカルヘタリア、また楽しみに見ようと思います♪

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