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コロナ禍で気づいた「場」づくりのこと


「場」が成り立つためには
『人」が必要不可欠

そして
人同士が持つ気持ちがとても大切だと思った話



今回、5月に
「ひがわリアン」と題して
1:1形式の日替わりイベントをさせていただきました
5月も終盤に差し掛かり
改めて振り返ると
すごく充実した月でした。

2度目の緊急事態宣言も春例され、
飲食店は営業形態を大幅に変えざるを得ない状況
イベントも軒並み中止

そんな中でも
自分としては、少しの息抜きの場でいいから
この場所を提供したいなと思い
できる形で営業を続けてきました

結果、思いがけず
多くの方にご来店いただき
たくさんの心温まる時間を私が一番いただいたのだと思います
この場所に
足を運んでくださった皆様
関心を寄せてくださった皆様
ここよからお礼申し上げます

そんなことを考えていた時に
自分自身のねじ曲がった考えを一つ
改めたいと思い
ここに記したいと思います。

去年初めてコロナが流行り出した時
世の中はパニックになり
店に人が突然来なくなりました
孤独感にかられ
経済的にも厳しくなった時

今までこの場所で
イベントや講座を開催してきた人たちが
オンラインに一斉に切り替えていきました。

カフェというリアルな場所は
「人と会う」ためのものであり
「人にあってはいけない」という状況の中
何お役にも立たず
自分の孤独感と、悲しみの矛先を
新しいやり方で(前述のオンラインなど)
頑張って今を乗り着ようとしている人たちに向けてしまったのです。

割と最近まで
そのことについて
悲観的に言及していた

いや、違う、と。

人がいてくれるからこその“場”であり
それを当たり前だと慢心していたのは自分じゃないかと

ステキな箱を作っても
そこに入ってくれる人がいなければ
成り立たないのであって
感謝が足りないのは私だったと


このひと月
自分の思いに賛同してくださっった方が
毎日入れ替わり来てくださったが

集客も宣伝も思い切りできないですと
告知したにも関わらず
快く皆様来てくれて
ありがたすぎました。
その心で毎日過ごしたからこそ
本当に大事なものがたくさん見えた気がします。

出店者さんも
来てくださるお客様も
心地よくて
そんな時間が流れる毎日でした。


そして、
その幸せは、当たり前ではないということ
自分だけでは絶対に生まれないということ
この場所に関わってくれる人
自分に関わってくれる人に
感謝を忘れない姿勢でいようと
改めて
決意したのでした。

自分も
場所を借りる側であるときもあります

自分の場所以外のコミュニティで
何かをさせていただくとき
絶対に忘れてはいけないことがあります。


全く繋がりがないところからの
集客は本当に大変。
ゼロからの認知は
時間と労力、またコストもかかります。

カフェや、他のレンタルスペース、コミュニティなどに
出店させてもらうときは
「すでにある程度、その場所のことを
信頼しているお客様が集まっている」
ところに飛び込むわけです
こんなありがたいことはないのです。

自分も場所を持つものとして
言えることは

自分の場所を貸す、ということは
ただ単にスペースを貸すだけではなく
この場所で自分が一生懸命培って来た
“信頼関係を提供”するのです

それがわかるからこそ
自分が場所を借りるときも
ぜったいにそこに対して気をつけなければならないと思うし
感謝を忘れず、慢心してはいけないと思っております


場を持つものとして
感謝を忘れてはならないし
場を訪れるときも
そのコミュニティに対して
常に誠意を持って
接していきたいな、と思います。

読んでくれてありがとうございます。 ふと思った時に、心のままに書いています。 よかったらまた読んでください。