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ひとりだけど、ひとりじゃない

人からもらった正解は、すぐに消えてしまう

自分で見つけた自分だけの正解は、なくならない。

ある意味、この局面になり、「人の価値観は様々である」ことが許される世の中になっているように思う。

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今日は4月3日。日付は違えど、2年前の今日、私のカフェはオープンした。そう、2周年なのだ。
記念イベントとして色々なことを準備しないといけない今日この時間に、まず店にきて、コーヒーマシンのスイッチを入れ、パソコンをつける。そこまでしてもどうしてもアウトプットしたい言葉が出て来たので、吐き出す必要があったからだ。

周年を機に、周りの沢山の人々の顔を思い浮かべるのは常だが、今回はちょっと違う。コロナウイルスの影響で、沢山の飲食店とともにうちもダメージはあった。が、それでも来てくれる人はいる。さすがに3月下旬はさっぱりだったが、不思議と、少しずつ、人が訪れてくれるようになった。
ここ一週間は、このご時世にも関わらず、毎日数組様が来てくれた。中には「以前から一度来たいと思っていたので」とまで言ってくれた人もいた。本当にありがたい。

店の表では、居合わせた子供達が笑い声をあげて遊び、大人たちはそれを眺めながら、コーヒーを飲んでいた。なんてのどかな景色だろう。あったかい。春の訪れ…子供達が飛ばしたシャボン玉が陽射しを浴びながら空へ登っていくのを見てると、心がウキウキした。



日々の様々な種類の仕事の中で、沢山のお客様と出会う。もちろん全ての人が私のやり方を気にいるわけではない。さらに自分はだいぶアウトローな方だと思う。それでも、ここぞと気に入ってくれた方との絆は深い。だから、何があっても、私はあまり不安にならないのだと思う。もし、来てくれなくなったとしても、私はその人をいつも通り一方的に大事に思う。こんな私を信頼してくれたから。一緒にいなくても、平気。

ひとりだけど、ひとりじゃない。

私は、常にひとりだ。でも、いつだってひとりじゃない。
そういう仕事の仕方をして来たつもりだし、仕事以外でも全てにおいてそう思う。実は、以前やっていたビジネス講座では、そのような考え方を伝えたかった。でも「ビジネス」と言うのはなんか違う。もっと内面的な話だなと思うので、今後は個別で何らかの形でやっていきたいと思う。(それはまた後日)

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仕事、家のこと、子供のこと。対人関係。
全てにおいて、今は考えるタイミングなのかもしれない。

今まで世の中の決めた枠から出ず、周囲の意見で行動を決め、なんとなく生きてきたと言う人たち。おそらく、心の中が不安と恐怖に支配されてる気がする。「知らないこと」は怖い。「わからないこと」は怖い。人間ってそんなもんだ。だから、人と同じことをし、いつもと変わらない場所にいれば、安心でいられる。

だが、その“周り”が変化に富んでいる今。あなたの正解はあなたの中にしかない。「不安ですよね」「これからどうなるかわからない、恐怖ですよね」と言っている・・・「大丈夫」と言う人もいる・・・周りの意見がありすぎてわからない、どうしたらいい?どこに埋もれればいい?埋もれれない。もう隠れるところがない。晒された今、あなたの正解はなに?

今までは、自分を晒したら、ダメな気がしていた・・・本当はこんなこと言ってはいけないと思っていた、人たち。

大丈夫、正解を晒しても、あなたは消えない。

安全のため気をつけないといけないことは、絶対ある。危機管理は必要。それは不安でも不安じゃなくてもできる。自分はどうしたいのか?もう、今は誰も正解を教えてくれない。冒頭にも書いたが、ある意味この局面になり、「人の価値観は様々である」ことが許される世の中になっているように思う。チャンスです。人の顔色ばかり伺って、一歩前に出ることを躊躇していた人。一歩前に出る勇気がないのを、周りのせいにしていた人。もう、“せい”にする周りはいなくなってしまったよ。

さあ、どうする? 




読んでくれてありがとうございます。 ふと思った時に、心のままに書いています。 よかったらまた読んでください。