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北欧デンマークの自然と観光と

デンマークに来て11ヶ月。日常に溶け込むアウトドア文化を通じて、色んな場所でデンマークの自然を楽しんでいる。

この国では街のすぐ近くに散策路やマウンテンバイクコース、ハイキングコースなどがたくさんあり、各スポットにはベンチやテーブル、ごみ箱や道などがしっかり整備されている。人が自然を楽しめるように、でも自然に負荷を掛けすぎないようにある程度「人の手」を加えている所が多い。「手付かずの自然」という訳ではないけれど、「自然の中にお邪魔させてもらえる」よう景観を壊さず、手を加えすぎないように整備しているところにデンマーク人の敬意を感じる。

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街の近くや森の中、湖の近くなどの各スポットの出発地点では、木の標識とそのコースのシンボルマークが書かれており、どんなコースがあるのか知ることができる。

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ここはフュン島の南にあるとあるハイキングコース。

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途中、電気柵が張られた家畜の放牧地へ入る扉がある。この国ではしばしば、放牧地とハイキングコースが共有されており、牛や羊の隣をそっと横切ってハイキングを楽しむことができる。人も動物もデンマークの雄大な自然の恩恵を享受して、それを共有しながら「ちょっとお邪魔させてもらっている」のだ。

(*放牧は飼育コストや人的コストが低く、土と牛・ふん尿・草の循環をうまく考えてやれば持続可能な酪農法ということで、デンマークで普及している)。

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少し足を伸ばせばあちこちに楽しいスポットは沢山ある。植林された森の中に整備されているマウンテンバイクコース(初級、中級、上級コースがある)や、風車とフィヨルドを眺めながら散歩できる散策路。湖や運河ではカヌーやSUPを気軽に楽しめる。まだまだ楽しそうな場所が沢山ありそうだし、お気に入りスポットを見つけて通いたい。

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ワーキングホリデーの1年という期間は、デンマークの自然の魅力を知るのに短すぎる。

その事をデンマーク人の友人に伝えたら、「楽しんでくれて嬉しいよ。私もデンマークの自然や文化が好きけど、ここには山もないし有名なグルメもない。フランスや中国のように絢爛豪華な歴史建造物がある訳でもないし、イタリアやスペインのような荘厳な教会とかもない。日本の方が山も温泉も美味しいグルメも歴史建造物もあるから、退屈なんじゃないかと思っていたよ。」と言われて驚いた。

確かに、「観光」としてのデンマークはそれほど有名では無いかもしれない。ぶっちゃけ、ドイツやイギリス、フランスやスペインの方が知名度が高く観光ツアーも多く組まれている。デンマークの観光ツアーを調べてみたら、2・3日首都コペンハーゲンに滞在した後スウェーデンのストックホルムやフィンランドのヘルシンキに移動するものがとても多い。日本の知人は「デンマークに行ったことあるけどつまらなかったよ。見るものあんまりないし。確かにコペンハーゲンを散歩したりお店巡りするのは楽しかったけど、それだけだし。2日居れば充分かな。」と言っていた。

素朴だけど可愛い建物が多くて、デンマークの自然を楽しめる整備が整っていて、こんなにアウトドア文化が日常に浸透しているのに。探せば探すだけ自分の「お気に入りスポット」を見つけられて、ここでしか見られないような綺麗な景色も沢山あるのに、と歯痒く思った。

北欧ネイチャーツアー

そんな日々を送っていた時、知人からデンマークを始めとする北欧のアウトドアツアーを手掛けている会社を紹介してもらった。『普通の観光では見られない景色と体験』を提供する『自然とアウトドア』、『現地の文化』にフォーカスを当ててアジアと北欧を繋げたい、とのこと。

そこからコンタクトをとり、日本市場を開拓したいとのことだったのでアプローチし、『北欧と日本をアウトドアで繋ぐ』企画をさせてもらうことに。

デンマーク(フェロー諸島、グリーンランド含む)、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランドといった北欧諸国は太鼓の昔、氷河に覆われており現在は氷河が削った大地が広がっている。現在も氷河が残っている箇所がいくつかあり、氷河が織りなす景色が広がっている。自然と街の距離が近く、日常に根付くアウトドア文化や自然、現地の食事を楽しめるネイチャーツアーを、今後展開していきたい。

北欧の人には日本のアウトドア文化を、日本の人には北欧のアウトドア文化を知って体験してもらって、それぞれの良いところを共有できたら凄く面白そう。

そこから打ち合わせを重ね、初の日本人向けツアーを企画し、現在日本国内のブランディングを勧めている。コロナの状況が快方に向かってきたとはいえ、今後どうなるかは誰にも予測できない。でも、やれることから始めていきたい。

できることからちょっとずつ始めてみて、お互いの文化や自然を楽しめるようにしたい。

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