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本日の猫たち #431(飼い主は文学フリマ東京39に初出店)

だいぶ寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

最近、飼い主は出張業務やら、文学フリマ東京(12/1)の原稿やらでバタバタし、遊ぶ時間が激減しているので、うちの猫たちはかなり不満に思っているようです。

飼い主のいないところで密談


文フリ東京で頒布する予定の小説は今年の春には9割できていたのですが、本をつくるって当たり前ですが、原稿ができていればいいってわけではないのですよね……(当たり前だ)。頭がクリアな状態で推敲するべく、しばらく原稿を寝かせておこうと思って半年が経ち、「あ、そうだそうだ。本をつくらねば!」と久しぶりにInDesignをひっぱりだしました。組版とDTP作業に予想以上の時間がかかってしまい、あっという間に11月……。おかしい……かつてはInDesignを使って原稿を執筆することもあったのに……まるっと忘れてしまっている……。

小説の本文を書くより、レイアウトやら、字詰やら、目次やら……そっちのほうに時間がかかるのです……!
(これまでこういう裏方作業をひとさまにやっていただいていたことに大感謝……)

そんなこんなでバタバタしているときに限って、兄猫がキーボードの上にとびのってきたり、妹猫が「あそぼ」と腕をちょいちょいしてくるのです。

空気を読んで飼い主に近づいてこない先住猫


心に余裕があるときは、「みんな、キャッチボールするよ!」と一緒に遊べるのですが、今はそんな余裕はありません。
こんなことになりたくなくて、いつも早め早めにとりかかるのですが(小説を書きはじめた2月頃には文フリの予定はなく、一度、同人誌なるものを作ってみたいな、くらいの心境でした…)、今の気持ちは「うさぎとかめ」に出てくる「うさぎ」です……。

なににせよ、なにごとも早め早め+しっかり最後まで完成させるのが大事です。早く終わらせて、思う存分、猫たちと遊んでやりたいと思います。

兄猫「飼い主は忙しいんだって」
妹猫「ごはんも忘れかけてたよ」


珍しく兄猫(右)が妹猫(左)をグルーミング


先住猫「ちょっととおりますよ」

***

同人誌をつくるのも、文学フリマに出店するのもはじめて。どうなることやら(無事に入稿できるのか……)ですが、当日いらっしゃる方は、ブース「せ-39」へぜひ遊びにきてください。

サークル名は「伊勢ねこ」。同じく猫好きの、同期作家の秋杜フユ先生(伊勢出身)と一緒に参加します。

ブースは伊勢の「せ」、サンキュー(39)で覚えやすいかと……


「伊勢にまつわる本を出すし、ふたりとも猫好きで猫を飼っているから、伊勢ねこ」
と、ものすごく安直にサークル名を決めてしまったのですが、今のところ猫は表紙にしか登場しません……。(猫はどこに行った……)

そんな作品ですが、やっぱり小説を書くのは楽しいです。
会場にいらっしゃった方のお手にとっていただけるよう、ラストスパートがんばります。

疲れ目には兄猫がトンカツにしか見えません…

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。


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