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歌のない歌詞 その9

走っていく その背中
頬に落ちる 暗い影を
見つめてくと 決めた日から
胸に灯る 小さな光

届かなくても
祈り続ける
いつか届くように

街中に散らばる
いくつもの偶然に
二人は出会い
願い重ねた
儚い時の中

生まれてきた意味も
生きていく理由も
全部見つけた
全部わかった
目と目があう瞬間に

海に浮かぶ木の葉のように
波に揺られて漂いながら
どこへ行こう? どこまで行ける?
流れ着けると信じながら

足りない心
愛してくれた
足りないままに

瞬きの間に
泡のように消えても
悲しくないよ
願いは遠く
つながる 海のように

君の名前を呼ぶよ
会いたかったって笑うよ
震える心
重ねる時に
目と目があう瞬間に

たとえば
嵐の夜に波に飲まれても
想うから
小さな約束を
二人の笑顔を
その瞳を
優しさを

街中に散らばる
いくつもの偶然に
二人は出会い
願い重ねた
儚い時の中

君の名前を呼ぶよ
会いたかったって笑うよ
震える心
重ねる時に
目と目があう瞬間に

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