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安倍晋三は「統一教会」の隠れ信者だったのか?~自民党改憲草案と「統一教会」

これから書く「安倍晋三統一教会信者説」は別に証言や確証があっての事ではなく、あくまで「状況証拠」による推測である事を最初にお断りしておく。

「統一教会」による被害額

2021年12月までの34年間に「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の弁護士や消費生活センターが受けた「統一教会」に関する相談は3万4537件、被害総額は約1237億円。「全国弁連」の川井康雄弁護士は、被害総額約1237億円も「あくまでも我々のほうで把握できている被害で、氷山の一角」としている。

一体どれだけの数の日本の家族が宗教の皮を被った犯罪組織「統一教会」に家庭を破壊され、財産を奪われて不幸のどん底に突き落とされた事か。

安倍晋三は「極右カルト政党自民党」の教祖様になっていた

安倍晋三は「統一教会」だけでなく、自身のバックにいる「日本会議」「神道政治連盟」(神社本庁)「霊友会」など極右カルト宗教団体が信者から搾り取った巨額の資金、本部からの命令一下、身を粉にして働く選挙運動員、議員秘書、事務所スタッフ、組織票などをエサに自民党議員をカルト教団のシンパに変え、自民党をまるごと「カルト政党」化してしまった。

つまり安倍晋三こそが、かつて国民政党と呼ばれて今よりはずっとましだった自民党を「反国民的極右カルト政党」に作り替えてしまったのだ。

岸・安倍家三代に渡る「統一教会」との繋がりとその深化

文鮮明と「反共」で意気投合はしても、海千山千の冷徹なリアリストの祖父岸信介は明らかに統一教会を利用する側だった。当時も今も日本の「統一教会(国際勝共連合)」の最大の天敵は、日本共産党である事に変わりはないからだ。

1968年に統一教会教祖文鮮明と戦前からの右翼政財界フィクサー児玉誉士夫、同じく日本船舶振興会会長の笹川良一(日本財団)、後援者の岸信介らによって結成された「国際勝共連合」は、晋三の父晋太郎を総理にしようと画策。晋太郎も統一教会員を自民党国会議員の秘書として紹介し、各議員を教団のセミナーへ勧誘していた。

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晋太郎と「統一教会」とは持ちつ持たれつの関係であったが、晋太郎自身が信者だったかどうかは情報が無いのでよく分からない。しかし、孫の晋三の代になると明らかに様相が変わって来る。

最初に書いたように確証がある訳ではないが、安倍晋三のこれまでの言動を振り返ると、彼が「統一教会」の隠れ信者で本当にその教義を信奉しているような節が垣間見えるのだ。

安部は、本当に「統一教会」の隠れ信者だったのか?

統一教会が霊感商法や高額洗脳献金などの悪事を働く反社教団である事を知りながら、更にはその邪悪な「反日教義」も知りながら、関係を断ち切る事どころか逆にますます深入りして行ったのは「統一教会」の力を政治利用するためだったとすると説が一般的だが、いくらサイコパスの安部でそこまで入れ込むか?という疑問が湧いてくる。

しかし、安倍が隠れ信者であり、既に洗脳されていたのだとすれば納得がいく。もしそうなら、孫の代になってとうとう「ミイラ取りがミイラになってしまった」ようなものなのだが。

安倍晋三と妻昭恵は、もともと夫婦揃ってスピリチュアル(霊的・神秘的)なもの)や「精神世界」への関心が強かった。安倍夫妻は「オカルト系ニセ科学」である「水からの伝言」の提唱者江本勝と懇意で、その信奉者だった。

若い頃、思想的に無防備だった安倍信三が議員になった途端、周りの影響を受けていとも簡単に極右思想に洗脳されてしまったように、ある時点から統一教会(名称変更前の正式名称は「世界基督教統一神霊協会」)に取り込まれ、「隠れ信者」としてその教義を本気で信仰していても別段おかしくはない。

祖父岸信介に可愛がられていた晋三が、祖父から統一教会との関係は大事にするように吹き込まれていた可能性があり、元々教団との親和性は高かったと思われる。
                                  問題なのは、安倍がその絶大な権力によって憲法を教団の教義に沿う形で「改正」し、「信者」として本気で文鮮明の教えを日本で実現しようとしていた可能性がある事だ。

「統一教会」の霊感商法が社会で大問題となり、また、北朝鮮とも裏でつながっているという事で当初は比較的距離を置いていた安倍晋三は、ある時期を境に急速に教団に接近していくのは何か理由があったはずだ。

「統一教会」との距離が一気に縮まったのは、2007年に第一次安倍政権が崩壊した後あたりと思われる。ただし、第3次小泉内閣の官房長官時代、「統一教会」に対する警察捜査に介入妨害しているので、それまで全く疎遠だった訳では決してない。

第一次安倍政権が崩壊すると、総理時代には周りを囲んでちやほやしていた取巻き連中はドブに落ちた犬のように落ちぶれた安倍晋三を見捨て、掌を返すように次々と去って行った。

失意のどん底に落ちていた安倍晋三に巧言をもって近づき、心の隙間にうまく入り込んだのが「統一教会」だったとしてもおかしくはない。

それまで何度も安倍とより密接な関係を築こうとしてうまくいかなかったのだが、この時ばかりは政権崩壊によって心に傷を負い、心身耗弱状態だった所に付け込んだのが功を奏したのかもしれない。人の弱みや不幸にうまく付け込むのは、宗教団体のお家芸だからだ。

うろ覚えで申し訳ないが、安倍自身が後に「みんな離れて行く中で、最後まで残って私を支えてくれた人を今でも大切に思い、感謝している。」という意味の事をどこかで語っていたはずだ。

安倍が失意の自分を支えてくれた統一教会に恩義を感じ、完全に取り込まれて「闇落ち」したのだとすれば、この時をおいて他にない。

自民党改憲草案=統一教会による日本改造計画

2012年の総選挙で民主党から政権を奪還した安倍晋三は総理大臣に返り咲き、第2次安倍政権を発足させる。同じ年に発表したのが、カルト改憲案とも言うべき「日本国憲法改憲草案」。

この「自民党改憲草案」は統一教会の教義が色濃く反映されものであり、「改正草案」通りに憲法が「改正」されれば、ある意味それは文鮮明の教え通りに日本が改造されてしまう事に繋がる。

安倍晋三は植民地日本の宗主国である米国の利益のために「新自由主義政策」を強力に推し進め、施政方針演説で「日本を世界で一番企業が活動しやすい国にする」と宣言した。

同じように、憲法「改正」によって「日本を統一教会が世界で一番活動しやすい国にしたい」と本気で考えていたとしても、彼が信者だったら何ら不思議な事ではないのだ。

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左が現行憲法、右が自民党の「改正草案」。自民党案では、「政治上の権力を行使してはならない」が削除され、「宗教団体による政治権力行使」が可能になる。

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統一教会の反共政治組織「国際勝共連合」の運動方針         この運動方針は、「自民党改憲草案」よりも先に出でいる。 
                                 「統一教会」が「家庭」に固執し、女性は家にいて家事や子育てに専念しろと主張するのは、戦前の天皇制を草の根で支えた「家父長制家族制度」の焼き直し。  

自民党の改憲草案や運動方針は、復古的かつ反動的な統一教会の教義や「国際勝共連合」の活動方針をそのまま反映したものだ。

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「統一教会」の収入の7割以上が、日本の信者から搾り取ったもの。   「統一教会」は、日本の信者を「金の卵を産むガチョウ」と呼んでいた。


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2011年9月の『週刊文春』の記事(クリックで拡大)           「カネ!カネ!カネ!」 カネがすべての「統一教会」

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