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幸福度が高い人たちの「たった一つの共通点」について

収入額や社会的地位、頭の良さなどではありません。

私も人間関係ではないかと思いましたが、
正確には答えられませんでした。

共通点は「暖かな人間関係が築けている」でした。

これは、ハーバード大学で「人が本当に幸せな人生を送るために必要な要素は何か」
という調査結果です。
調査は、75年にも及んだとのことでした。

もちろん、友人の数ではなく、質が大事です。

これを知った時、
私は暖かな人間関係を築くという能力を、
学生時代に本当に磨きたかった。

なぜなら、全く正反対のことをやっていたから。
確かに、どもりで馬鹿にされたり、笑われたりなどの
悔しい気持ちをバネに吃音矯正に励んだこともありました。

でも、私の理解者が一人もいなかったかというと、そんなことはなく、
優しい言葉をかけてくれる人もいました。

だけど、心が乱れていると、どうしても悪い面ばかり見てしまうんですよね。
見返してやるとか、自分で勝手に壁を作ってしまって他人を寄せ付けないとか、
そんな状態が結構続きました。

学校の道徳の授業で「明るい仲間」という番組を見せて、
そこでは、友達を大事にというメッセージはありました。

でも、その頃は「暖かな人間関係」のありがたさが
全然身に沁みていませんでしたね。

ところで、人が健康でいるためには、3つの要素が必要だと言われています。

第一に、身体的健康。これはそのまま。

2番目に、精神的健康。
これは、精神的に満たされ心が安定していて、
さらに自分の感情と上手につき合えていること。
この自分の感情と上手につき合う、という部分は成熟さを必要としますね。

最後三番目が、社会的健康。
これは、身近な人と良好な人間関係を築くことができていること。

心身共にという言い方からしても、3つ目の社会的健康は見落としがち
なので要注意。

どもりがひどい時は、どうしても吃音者と正常に話せる人
という具合に、自分で勝手に対立構造を作っていました。

HSP、吃音など表面に現れてくることだけに囚われず、
お互いの理解の境界線を探っていく。

それを続けていくことによって、暖かな関係も築けるのではないか、
と思っています。

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