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自尊心や自信が人よりも低いんだなあと最近気付いた。

私は母に否定されて育ちました。

実際は全てを否定されて、というよりも、
何か新しいことをすれば、からかわれる、
失敗談をひたすら笑うなど、緩やかな感じです。

激しく怒られた記憶で一番古いものは、4歳くらいの時。

地域のお祭りで、妹とお菓子を食べたんです。
すると、その夜。
「最初の方にお菓子を食べるなんて、ご飯を食べさせていない子に思われる!」
と別の袋入りのお菓子を掃除機で叩き付けながら、怒られました。

先に注意されていたなら、
仕方ないのかもしれませんが。

大人が掃除機を振り上げて叩き付け、
徐々にお菓子の袋が破けていく。
そんな様子を泣きながら妹と見ていました。

騒ぎを聞いてやってきた曽祖母が、呆然としながら注意していたのが印象的でした。

翌年からは、余程勧められても何も口に出来なくなりました(笑)

あ、話がずれました。
大変文句を言いつつも、学費を出してくれたのは感謝していますが、家を出て一人暮らしをするまでは、ずっと母の顔色を伺いながら生活していました。

母の機嫌が良い時は、まあまあ大丈夫。
小さい時は絵本を読み聞かせてくれましたし、
一応、テンプレ的に母親的なことはしたかったのかもしれません。

ただ少し成長すると、からかわれて、否定される。 
失敗すると毎回ヒステリックに怒鳴られる。

少し化粧に興味を持って、リップクリームを塗れば、「おばけ!」とゲラゲラ笑い、
雑誌の付録のチークを付けてみると、「おかめだな!」とやっぱりゲラゲラ笑う。

誰か1人を標的にして、みんなで笑う。
笑いをとる。

小さい時はあったんでしょうが、3歳以降は抱きしめられた記憶も、手を繋いだ記憶もほとんどない。

姉妹でなるべく、そうっと暮らしていたような気がします。

正直、みんな自尊心とか自信とか…
めちゃくちゃ低いです。
自身の顔も体型も、性格にもすごくコンプレックスがあります。

すごいブスだと思っていますし、
体型も終わってると思ってますし、
性格も終わってるなあ、といまだに起こっています。

何か夫と意見を交わす機会があると、
「何をえらそうに」と母の声が頭の中で聞こえます。

今はあえて遠くに住居を構えていますが、
たまに帰省すると同じ感じ。
何かあると「お前」って呼ばれます。
性格なんでしょうね。

帰省する度に、粗探しをして夫に同意を求めます。
「こういうところが駄目でしょう?」
「あんたは本当に駄目。」 
「そんな誰にでも出来て、易しい仕事(笑)」
「あんたは要領が悪いから。」
挨拶ですかね。 

食欲が失せて、毎回出されたご飯を吐きそうになる。

どれだけ合理的な方法でなくとも、
母の言う通りにしなければ、怒り狂います。

夫がかなりポジティブ?褒め上手なので、
前よりも自尊心は少し高くなったような気がしますし、自信も前よりは付いた気がします。

すごく難しいのが、子どもを褒めたり、
子どもに好きだと言うことです。 

夫に、「(テストの点数が良かった等以外で)無条件で親から【好き・大事】等々に繋がる言葉を言われたことはある?」

と聞かれて、そんな経験はない、
となり…
急になぜか焦燥感でいっぱいになりました。

子どもを抱きしめることは、できるようになりました。
まだ大人しく抱きしめさせてくれるのですが、良いですね。安心する。
(これは子どもが通ってた保育園のおかげかも。
「子どもは抱きしめて育てましょう。」という保育園でした。)

子どもに対して怒るところはもちろんありますが、
褒めるところも多い。
単純にこの子は普段、そんな風に考えるのかとか。
ただ、夫ほど上手く褒められない。
どういった場面で褒めたら良いのか、分からない。

静かに褒めていますが、もう少しちゃんと褒めることが出来ればと思います。




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