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Z=196

ここ数週間、週刊少年ジャンプで連載中の Dr.STONE という漫画の盛り上がりが凄い。
今週で196話目。巻頭カラー。タイトルは「ひとりぼっちのサイエンティスト」


ネタバレを避けたいので中身には触れられないが、タイトルからある程度予測がつきそうな感じの内容。

今回に限らず全編通して、失敗の連続の中、目的へ向かって挑戦し続ける科学者の姿が描かれていて、読んでいていつも元気をもらえるし、ちょっと泣ける。

こういう風に「何度だって試す」マインドで常に挑み続けている先輩や後輩がいつも近くにいたことを思い出して、懐かしい気分にもなる。自分はあまりそんなタイプではなかった自覚がある、残念ながら。


博士課程に進学してすぐの頃、近所のラボの准教授(今はもう教授。若くてイケイケな方)と学内で遭遇して、流れで話をしているときに
「研究の世界は孤独だからなぁ」
という話をしてくれたことがあるのを思い出した。

そのあとに続いた言葉が「だから負けずに頑張れ」だったのか「たまには気晴らししろよ」だったのか、まったく思い出せないけど、研究生活における孤独さについてはそれから何度も直面したし、社会に出た今も同じように感じることがたくさんある。その度に、この日を思い出す。話をした場所もその日の天気も鮮明に。


その先生はそれからも何度か大事にしている言葉をくれたんだけど、中でもありがたいのは、すべて終わった卒業式の後。

祝賀会の二次会だったと思うけど、たまたま彼の研究室と同じお店になり、そこで言ってた「新天地では色々あると思うけど、つまらんかったら自分で変える。それでもだめだったら戻ってくればいい。小さくまとまるなよ」という言葉。果たして実践できているだろうか。最近あまり心掛けられていなかったので、改めて肝に銘じたいと思った。


必要なタイミングで出会うべくして出会う言葉は誰でもきっとあると思うけど、それは人からかけてもらう以外にもあると思う。中学生くらいの頃から毎週欠かさず読むようになった週刊少年ジャンプにはいろいろな事を教えてもらった気がする。それは今も継続中だと思う。毎週何かしらのタイトルで大きく心を動かされて過ごしているのは、よい事だと思いたい。なんかこのままだと毎週読んで泣いた漫画について書くことになりそう(苦笑)

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Dr.STONEだから石の写真って。

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