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#22 日付と時刻を速攻で入力する方法

こんにちは。みっちーです。
このnoteは1回3分で読めるExcel解説本です。

すべて無料で読めます。

テーマはこちらで決めるので、
Excelを広範囲に学びたい人におすすめです。

本日はX(旧・Twitter)で好評だったショートカット操作を取り上げます。

さっそく結論。

今日の日付は【Ctrl+;(セミコロン)】
いまの時刻は【Ctrl+:(コロン)】

これで入力できます。

本編はこれで終了です(笑)

これだけだと忍びないので、なぜ【Ctrl+;(セミコロン)】が多くの方に使われているかを考察します。

みなさんは、どのような場面で日付を入力しますか?

私が真っ先に思いついたのは、テスト仕様書のテスト実施日です。

「テスト仕様書??」

システムの開発段階で、期待通りに動くか検査するための仕様書です。『△△と操作したら〇〇になる』という検査が何千パターンと用意され、
開発途中のシステムに1つ1つ検査します。

この検査作業が、、、とっても大変なんです💦

ITは華やかな職種と見られがちですが、地味な作業の果てに成り立っているんですよ。(ひとり言)

テスト仕様書はExcelで作られます。
で、テスト実施日を入力する必要があります。
※このシステムは仕様通りに開発されました、という証憑になります。

このように日付を大量入力するケースは他にも考えられます。
たとえば・・・

・納品日
・棚卸し実施日
・着金日

この辺りでしょうか。

日付を入力する方法は3つあります。

➀直接入力
②関数today()
③【Ctrl+;(セミコロン)】

➀直接入力

真っ先に思いつく方法です。

ex.) 今日が2023/9/30の場合

  1. (今日の日付を調べる)

  2. 2023と入力

  3. /と入力

  4. 9と入力

  5. /と入力

  6. 30と入力

  7. Enter

どんなに素早く操作しても、3秒は掛かると思います。

「細けぇ!!」
という声が聞こえてきそうです^^;

②関数today()

その日の日付を返してくれる関数です。

today関数の弱点は、
翌日になると日付が勝手に変わってしまうことです。

弱点…それがtoday関数なんですけどね^^;

「xx月xx日に作業が完了しました!」
という場面では、不向きです。

today関数が向いているケースもあります。
注文書や請求書の発行日です。

請求書をPDFにして送付する前提ですが、

「あっ!発行日を変えないで送っちゃった!!」
というミスを防げます。

③【Ctrl+;(セミコロン)】

そこで登場したのが【Ctrl+;(セミコロン)】、
…と、私は勝手に想像しています。

【Ctrl+;】の特徴は2つ。

  1. 今日の日付をワンタッチで操作できる

  2. 翌日になっても更新されない

ほら、①と②のいいところ取りだと思いませんか?

まとめると、
・Excel初期から関数today()は存在した
・しかし、上記の理由で使い勝手が悪かった
・そこで【Ctrl+;(セミコロン)】が登場した

Excelも日々進化していることが、垣間見えますね。

今日はここまで。

参考になった方、次回も楽しみと思われた方は、
『スキ』と『フォロー』してくれるとうれしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊✨

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