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すごいぞNINTENDO


遅ればせながら我が家にNINTENDO SWITCHがやってきた。『あつ森』が流行り始めた頃はふぅんなんて他人事みたいに思っていたが、いざやってみると(というか、次女がやっているのを傍で見ているだけ)やっぱり凄い。楽しい。

SWITCHの本体が全く手に入らず、さして努力もせずまぁそのうち店頭に並ぶでしょうよとたかを括っていたが待てども待てども見かけない。長女は既に持っていたが結婚して持って行った。次女を不憫に思った長女夫婦、特に長女の旦那さんが、どうやらゲームショップでの抽選に毎回応募してくれていたようで、多分半年くらいかかってようやく当選した。要するにSWITCH買う権利が当たった。ありがたいねぇ。


実は私はDSの『おい森』にハマった事がある。毎日毎日日々のルーティンに明け暮れ、ゲーム内の自分の家はこれ以上大きくできないという最高点に到達していた。借金(もちろんゲーム内の)も返した。

日々のルーティンとは、例えば

木を揺すって落ちてくるコインやフルーツを拾う 
フルーツは売る
石を叩いて出てくるコインを拾う
魚や昆虫を採って売る
イベントに参加してプレゼントをもらう‥etc

全ては借金を返済するため。その借金は、家を大きくしたりお店を大きくしたり、橋をかけたりしてできたもの。とにかく毎日のようにやっていたが、ある日突然やらなくなった。飽きた。家を大きくしたいとか、街を便利にしたいとか、ある程度目標を達成してしまうとモチベーションが下がったのだ。

だから『あつ森』も同じだと思っていた。

ところがだ。次女がやっているのを見ていると、おい森とは明らかに違う。明らかに楽しい仕掛けが増えている。細部にまでこだわっているのは変わらないが、何でも自分で作る”DIY”の要素が増えた分、プレイヤーのやる事が増えて、毎日のルーティンはより複雑だ。


毎日新聞を眺める私は、たまにあつ森の記事を目にする。ゲーム内の自分のキャラクターが着る服に、バレンティノやANNA SUIなど、世界の有名ブランドが提携してそのブランドの服を着る事ができるとか。また先日noteのおすすめにもなった記事のように、ゲーム内の博物館が、実在の博物館に似せて作られていて細部にわたる細かい設定がプレイヤーを唸らせている。


まだ始めたばかりなので、この先もっといろいろな仕掛けに出くわすはずだ。

今回は無人島を自分だけの好みにデザインするのが大筋だ。住民も自分が気に入ったキャラクターをスカウトして連れて来る事ができる。キャラクターの人気ランキングもある。ゲームが進んでいくと、あぁもっとこうしておけば良かったなぁと思う事が出てくる。娘のプレイ仲間は一通りプレイした後に全てリセットして、また最初からやり始めた。2周目、3周目の人も多いのだろう。


また、ネットを通じて他のプレイヤーの島を覗きに行く事も出来る。何処の誰だか知らない人が作った島のデザインを見られる。その完成度がまた凄いのだ。建築を専門にやっているのだろうと思える人が作ったものや、何かの世界観(例えばジブリとか映画とか)を表現している人もいる。島全体が高い壁で迷路みたいに区画整理されていたり、昭和をイメージした街並みが広がっていたり。プレイヤーごとのこだわりが凄い。それらを覗きに行くだけでも充分楽しい。


私は、またハマってしまうのが怖くて今回は次女の横で眺めては時々釣りや虫取りをするのを手伝うに留めている。だって本気でやったら確実にハマる。



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