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STORESの仙台オフィスと、そこで働く人事が経験したこと

こんにちはー!
STORES PX部門に所属している稲尾です。社内では「いなちゃん」とよばれています。

STORES PX Advent Calendar 2023 Springの17日目の記事として書いてます!
こういった記事を書くのは初めてで、唸りながら執筆していますが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

はじめに

私は2021年の5月にSTORESに入社し、仙台オフィスの人事として日々奮闘している人です。
人・組織づくりを担うカルチャーチームを主務としつつ、採用を担うタレントアクイジショングループにも兼務で在籍し、有り難いことに幅広くミッションをもたせてもらっています(とてもラッキー!)

この記事では、前半にSTORESの仙台オフィスについて紹介しつつ、後半はSTORESに入社してから自分が経験したこと(自分の変化)についてお話します。
後半は、先日のakiさんと同じくお気持ち系の内容となりますが、よろしくお願いします!

仙台オフィスについて

まず、私が日々働いている仙台オフィスについて紹介させてください。

仙台オフィスは2020年3月に開所し、主に、STORESにおけるカスタマーサポートの拠点という位置付けで、3名の入社メンバーとちいさなレンタルオフィスからスタートを切りました。

しかしその後、STORESの事業が大きくなり、たくさんのお客さんにサービスをお使いいただけるようになったことを受けて、カスタマーサポート以外の機能も仙台で拡大していくことになります。

現在では、「顧客接点」における様々な役割を担うメンバーが仙台オフィスで活躍しています。(インサイドセールス・カスタマーサクセス・カスタマーサポート・リスク審査・マーケティングなど)

当初3名でスタートした仙台オフィスも、立ち上げ1年後は約50名、さらにその1年後は約80名と、人員数を大きく伸ばし、現在にいたります。

左がレンタルオフィスで、右が現在のオフィス(この間にもう一度オフィス移転をしています。)

STORESをご利用いただくオーナーさまは多様な商いをされており、それ故に「オーナーさまを深く知る」ことはとても重要です。
仙台チームは、日々オーナーさまに向き合い、その声を社内に還元しているという意味で、本当に大きな役割を担っています。

STORESに入社してからの自分の変化

そんな急拡大・急成長する仙台オフィスで人事をしながら、私個人としてはモヤモヤする思いを抱えながら仕事をしていた時期がありました。

会社としては高い山を目指しており、仙台メンバーはもちろん、カルチャーチームの同僚もチャレンジングな目標に向かっている中、自分自身は「日常的に発生するルーティンワークをこなす」という状況で、会社やチームメンバーと同じ方向に進めていない感覚がありました。
(ぐっちさんが進めるバリューの浸透施策をうけて、危機感を持った部分も大きいです)

そんな状況をMgrのわいすけさんに相談したところ「徹底的に付き合うから、いなちゃんのモヤモヤを一緒に言語化をしてみよう」とコメントをいただきました。
わいすけさんからは、以下のような問いを投げかけてもらいました。

  • いなちゃんが考える「仙台PXのあるべき姿」は何か?

  • あるべき姿に対して、現状はどうなっている?

  • あるべき像に向かえていない理由があるとして、その原因は何か?

  • その原因はどうすれば解決できるか?

問いかけに対して向き合った結果、以下のように整理を行いました。

  • 仙台PXのあるべき像とは、「仙台オフィスにおける、人 / 組織に関する諸問題の予防・解決・発達を促す人」と定義。

  • ただ、現状は後手後手の動きが多く、予防・解決・発達はできていない。

  • できていない理由は、「自分自身に課題解決できるスキルがない自覚があり、自信のなさから一歩が踏み出せていないこと」が大きなポイント

  • どうすれば一歩を踏み出せるのか?自信がつくのか?を考えると、結論「間違っていても良いからアウトプットをすること」が大事。

  • 自分の施策や考えをアウトプットすることで、フィードバックが得られ、自分の施策が磨かれる → 予防・解決・発達に向かって施策がシャープなものになる → 施策の成功確率があがる → 自分の自信もつき更にアウトプットする循環が回る

ただ、ここまで読んで頂いた方は疑問に思ったかもしれません。「これまでアウトプットできなかったやつが、急にできるようになる気がしないんだけど…」と。

私も同じことを思い、この振り返りだけではまだ弱いと思いました。
そのため、上記の振り返りとアクションプランを添えてカルチャーチームのメンバーへ伝えたい、とわいすけさんに相談しました。
宣言をすることで自分の逃げ場をなくし、「やるしかない」という状況を作れるのではないかと思ったのです。

私の人生経験においてもこのレベルの自己開示は初めてだったので、時折言葉に詰まりながら思いの丈を伝えたところ、チームメンバーからは嬉しい事に、全力の応援コメントをもらいました。

STORESでは社員一人一人のFunを大事にする文化がありますが、この瞬間は私のFunをメンバー全員が後押ししてくれ、「短期でどんなに苦しいことがあっても、その先にあるFunを必ず掴むぞ!(絶対に逃げない!)」と意気込んだことを今でも覚えています。
(いつも支えてくれる、カルチャーチームのみんなに感謝!)

ドキュメントにまとめて、定例でメンバーに発表

現在は、仙台チームの組織支援という文脈で「ありたいチームの姿を描き、浸透施策を考える」という取り組みをハンズオンで実施したり、着手できていなかった、仙台⇔東京オフィスの交流施策も取り組み始めています。
(兼務で務めている採用業務も、Biz → Biz・PdM・デザイナー・AGT施策、など役割を広げている最中です)

仙台チームのMgrやリーダーとの1on1も密に実施させてもらっていますが、常にアンテナを張り、スイッチをオンにして、予防・解決・発達に向けたアクションを起こし続けていきたいと思っています。

最後に

この一連の振り返りを通して、自分の中で「今後も意識したい」と強く思ったポイントが2点あり、纏めておこうとおもいます。

①いつも現実を直視すること

  • 今回、わいすけさんに問いを投げかけてもらい真因を深ぼるなかで、自分が耳をそむけたいこと・直視したくない所に原因があった。

  • これからは「理想の姿」や「目標」を自分の中で握り続け、理想と現実のギャップを感じたときには放置せず真因をさぐり、解決することに力を注ぐ(放置が一番の悪手)

  • 探る過程で目をそむけたいことがあったとしても、克服に向けて思考を巡らすことに力を使う

②局面から逃げない

  • 今後訪れる様々な局面において、「考え」「決め」「責任をもつ」という動作を徹底する。

  • 「考え」「決め」「責任をもつ」という動作と合わせて意識したいこと

    • 自分の能力不足があったとしても、その上で物事を前に進める方法を考える。

    • 現状無いものは無いので、フィードバックや周囲の協力を仰ぎながら何か成果創出に向けて動く

少し泥臭い系の内容になってしまいました。。
ただ、こうやって葛藤もありながら、時に苦しく、でも総論楽しみながら仕事をできる環境がSTORESにあることが、少しでも伝われば嬉しいです!

絶賛仲間も募集中なので、もしご興味をもっていただいた方がいらっしゃれば、採用サイトも覗いてみてください。

最後に、尊敬するMgrの心に響いた言葉を載せて私の記事を締めくくろうと思います!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました〜!

組織でコトに向かう一番のメリットは一人ではたどり着けない場所にいけることであり、その道のりは挑戦の連続だと思っています。
それがたのしくはげしくできるのがスタートアップであり、STORESにいる理由でもあるなと思っています。



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