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3分でわかる!GPU最強説

パソコンを選ぶとき、よく目にする「CPU」。
これはコンピューターの「脳」のような存在で、パフォーマンスに大きく影響します。
そして最近は、このCPUに似た「GPU」という言葉もよく耳にします。
GPUとは一体何なのでしょうか?
今回は、GPUの概要や歴史についてご紹介します。


GはグラフィックのG

GPUは「Graphics Processing Unit」の略で、直訳すると「グラフィックス処理装置」。
もともとは、コンピューターゲームや3Dグラフィックスなどの高い負荷がかかる処理のために開発されたものです。
画像や動画の表示、3Dモデリング、ビデオ編集など、視覚に関わる処理を主に行えるので、グラフィックという文字が入っているのです。

CPUとの比較で言うと、CPUがコンピューターの全体的な計算を担当していて、GPUは画像処理に特化している、ととらえてみるとわかりやすいかもしれません。

テンパっちゃうからもうひとり

GPUの歴史は、1990年代に遡ります。
当時、コンピューターゲームのグラフィックスデータが複雑になり、CPUだけでは処理が追いつかなくなったことから、グラフィック専用の処理装置が必要になってきたのです。
そこで出てきたのが、GPU。

つまり、作業が多すぎてひとりではテンパってしまうようになったので、画像関連の作業にはもうひとりが担当してもらおう、と生まれたものがGPUということです(笑)。

最初は単純な画像処理から始まりましたが、時間が経つにつれて、その能力は飛躍的に向上し、現在では非常に高度なグラフィックス処理が可能となっています。

できる人は仕事が増える

はじめはゲームや3Dグラフィックスに限定されていたGPUの活用ですが、現在ではその用途が大きく広がってきています。

たとえば、動画編集や映画の特殊効果、さらには人工知能(AI)の計算処理やデータサイエンス、クラウドコンピューティング、仮想現実(VR)など、さまざまな分野での活用しています。
まさに、できる人は仕事が増える状態。
GPU=最強ってことでしょうか?(笑)
※個人的な感想です。

特に、AI分野では膨大なデータを高速で処理する必要があるため、GPUの高い計算能力が重宝されています。
最近話題の生成AIにも、もちろんGPUが使われています。
生成AIが話題になるからこそ、「GPU」という言葉がよりわたしたちの耳に入るようになってきた、というわけです。

まだまだ増えるGPU

AIや仮想現実(VR)などは、すでにわたしたちの生活で使われるようになってきています。
これは同時に、今後もGPUの需要が増加するということでもあります。
GPUを実際に製造する企業にフォーカスした記事も、今後配信予定です。
「GPUってね・・・」とドヤりたい方は、ぜひお楽しみに(笑)。

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