みつわマンと学ぶ、ポンプと経済
サブロー:ねえポンプマン。「マッチポンプ」って言葉を聞いたんだけど、これってどういうポンプ?
みつわマン:はははっ。マッチポンプはポンプのことじゃないんだよ。
サブロー:えっ?!じゃあ、マッチポンプって何なの?
みつわマン:「マッチポンプ」っていうのは、自分の都合のいいように問題を起こして、その問題を解決することによって利益を得る行為を指す言葉なんだ。
サブロー:へー!それってちょっとズルい感じがするね。
みつわマン:そうだね。例えば、ある人がわざと商品の在庫を減らして少ないように見せかけて、その後に「残り5品!」のように高値で商品を売る・・・というのも、マッチポンプの一例だね。
サブロー:なるほど。でも、なんで「マッチ」ポンプ」って言葉が使われるの?
みつわマン:良い質問だね。これは、マッチで火をつけて、ポンプで水を汲むというイメージから来ているんだ。つまり、自分の都合のいいように問題を起こして、その問題を解決することによって利益を得るという行為は、まるでマッチで火をつけてポンプで水を汲むように、自分の利益のために問題を起こしてその問題を解決する行為・・・というわけだね。
サブロー:ちょっと難しいけど、なんとなくわかった気がする。でも、そんなズルいことをする人がいるなんて、ちょっとショックだなー。
みつわマン:たしかに、マッチポンプは公平な取引やビジネスの信頼を損なう可能性があるから、注意が必要だね。でも、この言葉を知っていることで、そういったズルいことに気をつけることができる、っていう見方もあるね。
サブロー:じゃあ、マッチポンプを防ぐためにはどうしたらいいの?
みつわマン:マッチポンプを防ぐためには、ぼくたちが正しい知識を持って、マッチポンプを見抜く力が大切だね。たとえば、害虫駆除業者に仕事をお願いするときは、本当に害虫がいるかどうかを自分で確認したり、いくつかほかの業者の見積もりを取って仕事の価格が適正かを確認することで、マッチポンプを防ぐことができるんだ。
サブロー:そっか。自分で確認したり、ほかの人にも確認するってことか!なんどもいろんな人が「確認」するのが大事なんだね!
みつわマン:そういうこと。今日はちょっと難しい話だったけど、「ポンプ」って言葉もいろんなことに使われているのがわかっておもしろかったね。
今回は、ちょっとむずかしいポンプと経済のお話でした。
次回のみつわマンとサブローくんのお話もお楽しみに!
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