見出し画像

不動産テックサービスCLS運用の最前線:効率化とチームワークの力

こんにちは、Y・Sです。
当社グループのイーネットワークシステムズの不動産テックサービスCLS(クラス)ってニッチだけどめっちゃ尖っているサービスの責任者を務めております。今日はCLSの運用の最前線についてご紹介いたします!


はじめに

当社グループのイーネットワークシステムズでは、賃貸物件の入退去に伴い発生する空室の通電・切電を自動化するサービス「CLS」を運用しています。
このサービスは、不動産管理会社さまの業務効率化に大きく寄与していますが、我々もその裏で多くの苦労とやりがいを感じながら日々の業務を行っています。
特に、3月~4月の引っ越しシーズン(いわゆる繁忙期)における業務量は目を見張るものがあります。

繁忙期の挑戦

CLSのサービスはおかげさまで大変ご好評をいただいており、昨年11月には約45万戸、12月には16万戸もの対象戸数が増加となりました。
これはとても喜ばしいことである一方で、通電・切電数が昨年の倍以上となるため、膨大な業務量をミスなく対応しなければ…という使命感で頭を悩ます日々が続きました。
 
具体的には、繁忙期のピークとなる3月には退去に伴う通電数が1日3,000件!新規契約に伴う切電数が1日4,500件!なんてことも・・・
仮に手作業でこの数を処理した場合、1件あたり5分かかるとすると、なんと37,500分!(625時間=26日かかってしまいます。)
とてもじゃないですが、手作業では処理しきれませんよね。
それでも結果としては3月全体で通電・切電数は75,000件超の膨大な業務量について、大きな事故もなく、無事に対応することができました!
 

テクノロジーと人(チーム)のちから

上記のような膨大な業務量を処理するために、「テクノロジーのちから」は必要不可欠です。
具体的には最新の技術RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やEAI(エンタープライズ・アプリケーション・インテグレーション)を駆使して手作業を極力減らし、効率的な運用体制を構築しています。
CLSのシステムロジックがブレーンだとすると、サービスを動かすための心臓部のような機構なのですが、このような「テクノロジーのちから」を活用して、2024年の繁忙期を乗り越えることができました。
 
ただ、いくら我々がテクノロジーで業務の自動化をしても、最終的に「人のちから」がないと処理を完了できない場面も多く存在します。
例えば、退去後すぐに次の契約者が決定しているような繁忙期特有の「数日間だけの空室期間」については送配電事業側と調整する必要がある…など我々の運用改善だけではどうにもならない悩ましい問題もあるのですが、12人のチームメンバーが使命感を持って対応してくれたおかげで無事に乗り切ることができました。

お客様とのやりとり

繁忙期には不動産管理会社の空室だけでなく、入居者されるお客様からの新生活のタイミングで「ゼロ電」(https://zeroden.cls-web.jp/)をお申込みいただくお客様も多く、ここはチームワークとコミュニケーションの重要性を改めて感じる瞬間です。
 
新生活を不安なくスタートするために、お客様からのお問い合わせ対応が可能な24時間365日体制でのコールセンターサポート体制も充実させており、不動産管理会社さまだけでなく入居者さまの満足度を高めることも私たちの大きな使命です。
 

採用候補者へのメッセージ

CLSの業務は「空室通電」というニッチな需要に対応するサービスではあるものの、その先には不動産業界で働く社員の皆さんの働き方改善にも寄与するだけでなく、社会全体のインフラを支える重要な役割を担っています。
繁忙期には確かに大変なこともありますが、その分、チーム全体で達成感を共有できる瞬間が多くあり、とてもやりがいのある仕事です。
 
この記事を読んで興味を持った方、例えば、不動産業務のこのアナログな部分をもっとテクノロジーのちからで変えられないかな…?」と考えたことがある方などは大歓迎です!
もし一緒に働きたいと思っていただける方は、是非お問い合わせください!

#採用 #経営戦略本部 #不動産テック #エネルギー #CLS

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?