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補助金活用営業(クリエイター編)

私は新卒からプランナー職に長く従事し、街の居酒屋ブランディングからビールや化粧品のプロモーションまで、多くのことを経験させていただきました。

言葉やデザインといった表現で生活者をハッとさせるクリエイターさんにはリスペクトしかないのですが、クリエイターや制作会社さんの中には、いいものを創りたい欲が高い反面、価格交渉に悩んでいるといった方もいらっしゃると思います。

そこで今回はクリエイターさんにこそ有効活用してほしい補助金をご紹介します。ぜひうまく活用し、新たなクライアント獲得や客単価アップを狙ってみてください!

クリエイターや制作会社に適した補助金とは

結論から言うと『小規模事業者持続化補助金』です。
前回記事でもチラッと紹介しましたが、
『新しい顧客層を開拓したい小規模事業者向けに、50万円~200万円補助しますよ!』
というものです。詳細はこちらでご確認ください。

事業者がクリエイティブを依頼する目的の1つとして「新しいお客さんを呼びたい!」があります。
この目的を達成するために手段として以下のようなものがありますが、、

・チラシやパンフレットをつくって配布する
・販促品を作成して配布する
・看板をつくって設置する
・WEBサイトを作成する
・商品紹介動画をつくる
・SNSマーケティングを行う
・バナー広告をうつ

これら全て、小規模事業者持続化補助金の補助対象です!

「今回25万円しか出せないんです…」
といったお客さまに対して、奉仕の心で利益ゼロで対応する神クリエイターさんもいますが、やはりきちんと対価はもらうべきだと思っています。

もしここで、

「小規模事業者持続化補助金を活用してみませんか?」

とお客さまにお伝えできれば、例えば75万円の発注に対して50万円の補助金が戻ってくくるので、結果的に25万円で75万円分の発注ができ、お客さまとしても低コストで発注できるというメリットが生まれます。
※税金のことは一旦省略

小規模事業者持続化補助金を活用した営業での留意点

ここまで見ると「やるしかなくね?」って思いますが、いくつか留意点があります。

①不採択の可能性がある
小規模事業者持続化補助金補助金は回によっても異なりますが、約50~60%くらいの採択率です。不採択の可能性もありますが、落ちても再チャレンジできますので、時間の猶予があれば再チャレンジをオススメします。
ちなみにScalar活用者の採択率は、2022年は約80%です。

②リードタイムがある
申請、審査、採択発表までに、大体2~3ヶ月かかります。
そのため、1ヶ月後のクリスマスイベントに間に合わせたい!みたいな場合は不向きですが、半年先のことを今から仕込むといった提案には向いています。

③小規模事業者のみがターゲット
その名の通り、小規模事業者のみが使える補助金です。
そこをどうやって見分けるか。
Scalarではナント!!
質問に答えるだけで補助対象者かを判別するツールを作成しました!!
もうすぐサイトに掲載できますので、掲載したら改めてご紹介します。

④WEBサービスだけでは申請できない

リスティング広告やSNS施策、SEO、動画作成などのWEBサイト関連費だけでは申請できません。そのため、別途広報費(チラシ,DM郵送,etc)などと併用して申請する必要があります。

⑤企業広告には使えない
企業広告のようなものには活用できず、あくまで商品にスコープを当て、それによって新たな顧客層を開拓できることが条件になります。

⑥実施報告が必要
これは申請するお客さん側の作業ですが、書類を提出するなどの一定の事務作業が発生します。

Scalarを活用して補助金活用営業を実現!

Scalarでは小規模事業者持続化補助金に対応していますので、クリエイターさん自身がお客さんの補助金申請支援を細かく支援する必要はありません。

上記の留意点を踏まえた上で、Scalarを活用した補助金活用営業によって、他制作会社との差別化や、価格競争に巻き込まれない提案を実現いただければと思います!