補助金の申請で大事な1つのこと
Scalarのサービスはユニークだと思います(唐突)。
サービスについて書きたくてたまらないのですが、前提として「そもそも補助金申請にあたって大事なこと」について書きたいと思います。
(当社サービスが解決したい根源、そして本タイトルにも繋がるためです。)
補助金は手段か目的か
例えばHP制作をするときに
「アウトライン書けません。何を載せるか決めてません。何を伝えたいか分かってません。」
こんな丸投げ状態でOKな制作会社さんもいるかもですが、おそらく良いHPはできません。
ただ、補助金の申請支援の現場ではこういうことが結構当たり前にあります。
たまにこういったメッセージをいただきます。
「なんか最近良い補助金ありますか?(ウキウキ)」
別に入口はそれでもいいと思ってます。全く否定しません。
ただ、補助金に申請したいと思っているならせめて、せめて、
“何をしたいか。だから何を補助金に投資したいか。”
については、申請する事業者さん自身が描くべきだと思うんです。
こう書けば「そりゃそうだろ」って感じなのですが、実際にはなかなかそう簡単にいきません。なぜか。
公募要領、読み解くの難しすぎる問題
よし、じゃあ補助金の概要を見てみるか!と思った方にまず立ちはだかるのが、数十ページにわたるPDFの公募要領。書いてある文言が難しい。さらに公募要領内に貼られる外部リンクや別紙参照くださいというラビリンス。
忙しい経営者や不慣れな方にはハードルが高すぎます。で、専門家に丸投げ。
「あえて難しく書いて、その時点で申請者を精査してるんですかね」って言われることがたまにありますが、そんな非本質的なことするわけないです。
国としては、100社いたら100社に通用するように書かないといけないという条件があるので、結果として長く、ファジーになってしまうのは仕方がないことなのです。
つまり、公募要領はあなた向けの文章ではないんです。
(Scalarはあなた向けのサービスです!笑)
公募要領を読まなくてOKとは決して言いません。
でも現状、公募要領から入らざるを得ないから難しいのだと思ってます。
だから、私たちはScalarSelfをつくりました。ScalarSelfを使って「補助金で何に投資して、何を成し遂げたいか」という想いを書いてみてください。書いていく中で、気になるところだけを辞書感覚で公募要領を見るのがいいと思っています。そうすれば気が楽ですよね。
そして、何を成し遂げたいかという想いは、事業者自身が一番熱量をもって書けるはずです。そして、それは補助金を審査する方にも伝わります。
『申請事業者さん自身が未来を書くことが、採択率を高める一番の方法』
弊社サービスを使わない方でも、補助金の申請を考える方には1つ、これだけは覚えておいてほしいです。
自分で書かないことの何が問題なのか?
誤解なきように記載しますが、専門家さんに依頼・相談することは全く問題ではないです。相談する中で事業構想が良い意味で膨らんでいきます。ただ、全く情報が無い中で相談してしまうと、話しが進まなかったり、なかには情報の非対称性につけこんで悪意ある行為をする方がいることも事実で、省庁も注意喚起を促しています。
こういったことから自らを防ぐためにも、そして採択率を高めるためにも、下手でもいいからまず自分の想いを申請書に書いてみるということが最も大事だと信じています。
そして、そのとき皆様にとってScalarが最適なサービスを提供できるよう日々邁進していきます。
*次回こそはサービスの内容について書きますので、よろしくお願いいたします。