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ローカルイベントへのスポンサーは検討に値する。スポンサーを最大化するためにやってみたこと

2024年1月19日@宮崎市でルーキーオブザイヤー in Local supported by 地元カンパニー (長野県上田市)が開催されました。当社は冠スポンサーをしました。企画はG-net(岐阜県岐阜市)と、ことろど社(宮崎県日南市)。

広告費をどこにかけるか、これは悩ましい課題ですが、ローカルイベントは十分に検討に値すると言いたい。イベント規模が小さいほどいいのではないかとすら思ったりする。効果を最大化しないとスポンサーも継続できないので、意義だけでなく効果の最大化も工夫したいところ。とはいえ、飽くまで意義が最初だと思っている。

まず今回のイベントそのものについて

最高のイベントだった。凄い勢いで各地に展開されるはず。みんな楽しくなるイベント。プレゼンターのルーキーも、その上長も社長も。スポンサーも地域も。何よりルーキーの家族や関係者が観覧していたのが良いと思った。

そりゃ準備は楽ではないだろうが、会場があれば何とか実施できたりもする。コンテストにしなくても意義は十分にあるだろうし。全国版でなくても、自治体単位でも十分な意義と満足度になるイベントと思う。テレビの取材も入っていた。

企画したG-netやことろど社はさすがというかあっぱれという感服しました。地方の人材採用や育成に向き合ってきていて、今何が求められているかを完璧にキャッチしているんだろう。思いついてから実施するフットワークの軽さと実行力も凄い。

たまたま挙手が早くて冠スポンサーやらせてもらったけど、スポンサーの数がめちゃくちゃ多かったのも印象的だった。地域のルーキーなんてみんな応援したいでしょう。

参加したルーキー同士が仲良く話しているのも印象的。全国に同士がいれば、きつい時にも支えになることもあるはず。これはルーキーの上長同士にも言えるかもしれない。

今回のルーキーだけじゃなくて、全てのルーキーはがんばっている。当社のルーキーもしかり。皆さんのところのルーキーもしかり。そのがんばりを、お披露目する機会をつくれていなかったことに反省。経営者は披露する機会に恵まれているにもかかわらず。

ってか、そもそも私もルーキーであると再認識。偉そうに分析している場合ではない。懇親会でチラシを配ってシールを配って、新しいサービス(BeeNii)を伝える。拙いラップを披露してでも会社やサービスや自分を少しでも記憶してもらう。ルーキーよりもルーキーでいたい。

など、今回はイベント自体も最高だったのは良かった。初回なので、予定調和もなく、じゃっかんのハラハラ感があったのも楽しかった。

さて、スポンサーの効果としてはどうか。数字だけ見たら大したことはないだろう(そもそもお支払いしているスポンサー費用だって少額だし)が、次のことをやって、効果の最大化をはかった。

  1. 直接イベントに参加する。登壇者、登壇者の上司、主催者、当社以外のスポンサーをはじめ、多くの人に直接会社やサービスを伝えることができた。スポンサーしない限りはお会いできない人たちだ。

  2. 今回は幸いにも、参加者観覧者の前で、多少なりとも話す時間をいただけたので、その時間を有効に活用。自分のキャラクターを知ってもらって、懇親会で話がしやすい布石を打つべし。(自己紹介の時間を削減できると、相手の話を聞く時間を長くできる)

  3. チラシやシールを持参して、積極的に配る。心が折れそうになったら、MOROHAの「フライヤーマン」を思い出す。シールはスマホケースに挟んでもらえることを発見。

  4. サービス名がプリントされたTシャツを着る。Tシャツを見てもらいつつ話をする。

  5. 懇親会があれば最後まで参加。体力勝負。ヘトヘトになっていようが、気合いでその場に居続けるというか、普段聞けない話を聞けるので、普通に楽しい。

  6. 帰路で積極的にSNSへ投稿。参加者にもう一度思い出してもらえたらラッキー。(自分にとっても復習にもなる。)

ここら辺も、飽くまでイベントそのものが盛り上がるという観点で動く。こちらの都合を押し付けるわけではなく、タイミングや求められているキャラクターやポジションを察知しながら。スポンサーの効果を最大化しようと思えば思うほど、自社の宣伝よりもイベント自体の成功にコミットする動きが合理的なはず。イベントがメインディッシュなので、胡椒のようなアクセントになれればいい。

ボトルネックといえば、自分自身がそこにいくことで時間を遣うことだが、その方が結果的にプラスに働きそうな気もしている。(出張は楽しいし。家事は通常時に挽回する)

結果的に、イベント終了後、SNSをフォローしてくれたりと、一定の宣伝効果はあったと実感。イベントの特性上、ルーキーからの刺激も受けたし、自社のルーキーたちへ提供すべき環境の示唆も獲得できた。

課題としては、サービス登録に一気にたどり着ける動線確保かなぁ。焦りすぎてもダメなのかもしれないけど。(これは、もはやローカルイベントのスポンサーうんぬんとは別の課題)

ということで楽しいイベントでした!


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