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純粋に遊ぶ友人が、ステージが上がると減りそうだった

GW中、友人と遊びました。
GWはどこでも混雑しているので遠出はせず、レンタルスペースを近場で借りてボードゲームをしていました。
帰省に合わせて和歌山から来てくれた友人もいたので、1日では足りぬと2日間開催、どちらもまるっと1日やり続けてとても楽しく過ごせました。
ボードゲームだけではなくタイムショックで楽しんだり、今回集まる人数が4人程度だったのでその人数用のマーダーミステリーなどなど、もっと楽しみたいと思える時間になりました。
集まるのが8人だと多くなって、そうなるとitoやテレスとレーションなど大人数でもできるパーティーゲーム系のボードゲームで楽しむことになり、戦略系のボードゲームは人数過多でできない。
4人だと戦略系のボードゲームができて、頭を使って楽しむとてもちょうどよい人数で2日間を過ごせました。

楽しかったけれども、、、

自己啓発かスピリチュアルか定かではありませんが、「ステージが上がると友人が減る」という話があります。
チャレンジをしようと新しい挑戦をしたとき、人間関係がガラッと変わったこともあり、浅い付き合いの友人はほぼ連絡をとらなくなりました。
何かと新しいことを始めると人間関係がかなり変わって、仕事で付き合っている人は特に離れて、浅い付き合いの人も時間を割けなくなって付き合いが減る傾向がありました。
失敗も伴っているので、ステージが上がったかと言われるとビミョーかもしれませんが、、、
「ステージが上がると友人が減る」という話について結構納得しています。
前に進むほど浅い関係性の人、浅い友人は減りましたが、深い付き合いの友人とは付き合いが残りました。
特に付き合いの深い友人は、損得抜きで純粋に遊び楽しむ関係で、一緒に過ごす日が近づけばいつもワクワクしていたほどです。
一緒に気兼ねなく過ごせるので、毎年合宿に行きスキーにも行き、そのために企画もしていました。
予定を合わせたり候補先を決めたりと企画は正直楽ではありませんでしたが、それ以上にまた集まって楽しみたいという想いの方が強かったので苦にはならず、なんだかんだと10年以上の付き合いになっていました。
個人的にはそのつながりがあって結婚に繋がった友人もいたので、この関係が続いて良かったと思っています。
思い入れが結構あるということもあって、深い関係の友人についてはこれからも心地よい関係性が続いていくものだと思っていました。
実際、先日のボードゲームも楽しいものでした。
でも、一緒に過ごす時間に違和感を覚えたんです。

前提条件が合わないと話が辛くなる

全体としては楽しい時間を過ごせていて、ほんの一瞬違和感を覚えただけです。
例えば毎日働き詰めで36協定限界いっぱいまで残業をしていて、見ていてちょっと行動が危うくなっている友人がいました。
会話のキャッチボールはできているけれども、ところどころで判断がおかしくなっていて、頭が働いていないことを思わせました。
自分も忙しすぎたときにそういった経験があり、「仕事よりも自分を大切にした方がいい」という思いがあるため、「体を労った方が良い」ことを伝えました。
特に有給が使えず消えている系なので、なるべく会社を休んだ方がいいと。
すると「言っていることは理解できるができない」という形で、多分本当に体を壊すまで仕事をするのだろうと感じてしまいました。
仕事が激務の中で休みをとるなど、忌避感を覚えることはわかります。
けれども、やらないと辛い現実が続くだけなので、よろしくはないです。
そのため仕事を休みすぎて解雇されるかもと思うなら、技術職として働いた経験があるから転職も大丈夫、自分はそうだったと励ましても、上手くいかず。
むしろ、「あなただからできるんだ」と言われてしまう始末。
誰しもやったことがないことに対して恐怖を感じるのは当然ですが、休んだ方がいいという説得も少し疲れてしまいました。
自分も転職時かなり右往左往したので、致し方ないとは思います。
ただ、前提条件が違ってお互いに大切にしているものの優先順位が異なっていると、かなりやきもきするものなのだと感じました。

他にも自分が改めて転職しようと考えている話をすると、もはや理解をしてもらえませんでした。
自分としては改めて進みたい方向に進むために必要なものなのだと、前提から説明したのですが理解は得られませんでした。
むしろそれは大丈夫なのかと、心配されるほど。
目先のことよりも未来を大切にしたい、という共通認識が思ったよりもなく、話の通じかたが変わっていたんです。
その前提条件の合わなさが違和感として、胸に残りました。
ふと。話が合わなくなって会わなくなってしまうのではないか、と。
そう感じたとき、「ステージが上がると友達が減る」という言葉が思い出されました。
価値観が変わっても、損得抜きで楽しめる深い友人は変わらないと思っていました。
けれども、会ったときにする会話が違和感として残る可能性を思ったとき、確かに友人としてい続けるかは怪しいかもしれないと思えました。
「ステージが上がると友達が減る」という言葉の意味がより理解できるようになったと思います。
友人であっても、日常会話に違和感が出てくると関係性が続くかは怪しくなるものなのだと実感した休日になりました。

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