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炎上が怖い アマノトーク 86

 こんにちは、甘野充です。

 僕は炎上が怖い。
 いやいやいや、炎上は誰でも怖いでしょう。

 炎上の原因は、自分勝手な主張や言動、強い主張や言動、偏った主張や言動、からおこるものだと思う。
 だけどもそれが個性であり、好かれる人には好かれ、嫌われる人には嫌われる。すべての人に好かれるには、丸くて尖っていないことが重要なのだ。

 だから僕はあまり主張したくない。
 言葉は読解力の差で、誤解を生みだす。
 切り取られた言葉で、批判される。
 真意が伝わらないことがある。

 僕が小説を書く理由がそこにある。
 小説はフィクションだ。
 異なる登場人物が、異なる考え方を持ち、行動する。
 すべてが肯定され、すべてが否定される。
 なによりそれは、現実ではない。

 現実は怖い。
 なぜなら僕らは現実に生きているからだ。
 逃げ場がない。
 ここで生きるしかないからだ。

 フィクションの世界には逃げ場がいっぱいある。
 いやいや、逃げ場だらけだ。
 心の救いがそこにある。

 僕は現実ではない架空の世界で、すべてを満足させる。
 100%の自分がそこにいる。
 現実では自分を抑えて本当の自分ではない自分で生きている。
 人に嫌われたくないからだ。

 炎上が怖い。
 だから多くを語らない。

 僕は人を不快な気持ちにさせたくない。
 楽しませたい。
 だから楽しいことだけを発信したい。

 人に楽しんでもらいたい。
 だから僕は小説を書く。
 だから僕は絵を描く。

 好みがあるのだから、すべての人を楽しませることはできない。
 だけども僕と同じような感覚を持っている人は楽しんでもらえると思う。
 だって僕は、自分が楽しめる作品を創作しているのだから。

 今日はこんな感じです。
 それではまた。


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