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傘をさして歩く君の姿が好きだ

 雨の朝、赤い傘をさして歩道を歩く君の姿を見つけた。
 駅に向かう道、僕は車を走らせていた。君とすれ違う。だけど君は僕になんか気がつかない。雨の日の僕の楽しみ、それは君に会えることだ。

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