わたしの話

こんにちは!お久しぶりです。

受験やら卒業やらでバタバタしてたので、随分と間隔が空いてしまいました。

今日はわたし(カドミウム)の話をしようと思います。自己紹介です。

名前はCd(カドミウム)。

好きな物はゲームや漫画、好きなことはピアノを弾いたり歌を歌うこと、絵を描くこと。

特徴は3つあって、

①性別が両方あること。
②男性も女性も好きになること。
③他人からの愛情が嫌いなこと。

①について、両性具有ではなく、感覚の話です。わたしは女性のときと男性のときがあります。

今日は可愛い格好をして可愛いメイクをして、ひとに可愛いと思われたい!と思う日がある。

今日はかっこいい格好をして髪をセットして、女の子をエスコートしたり守ってあげたい!と思う日がある。

服や靴と同じ感覚で性別をスイッチしています。しているというか、朝起きたときの視点が女性か男性か、で変えざるを得ない、みたいな感じ。

わたしは自分が女性であることを理解しているし、男性になりたいとは思わないのでトランスジェンダーではないです。中学生のときは男性の気持ちのときが多かった(思春期だった)ので男性になりたいと思ってたけど、今はそんなことはないです。

世の中はこれを「Xジェンダー」と呼ぶことがあるそうです。

困るのは、その日、その時によって本当に性別が変わるので好きな物とかはもちろん話し方とか一人称まで変わること。

さっきまで女の子だったのにいきなり男の子になって、可愛いワンピースとか着てんのに「おれも!」とか言っちゃうことあるの、本当に困る。相手の困った顔見るの辛いんだよな。

逆に朝から男の子だったからかっこいい服着て出かけたのに、途中で女の子の気分になって所作が女の子らしくなっちゃうと、鏡に写った自分の姿と動きが乖離して見えて気持ち悪くなる。

外見と中身を一致させたいと思ってるから服装の話ばっかりするけど、ゴスロリとか可愛い服は好きだし髪の毛巻いたりメイクしたりするのも大好き。パンツ履いて運動靴とかごつい靴とか履いて、手荷物が小さくてラフな格好も大好き。

ひとに可愛いねって言われるのも大好きだし、可愛いねって言うのも大好き。

かっこいいと思われたいし可愛いと思われたい。それがわたしのぐちゃぐちゃな中身です。

②について。これは言葉の通りで、男性も女性も好き。

今まで好きになった人は両方ともいるし、相手がゲイでもレズでもバイでも関係ない。トランスジェンダーとか自分と同じような人でも好きになると思う。

世の中はこれを「パンセクシャル」と呼ぶことがあるらしいです。あんまり詳しくないんだけど。

性別じゃなくてその人を見るので、正直性別は後付です。好きになった人が男か女かなんてそんなに重要なこと?

③について、これいちばんわからんと思う。わたしもよくわからん。

わたしから誰かに向けての愛情は多分重いんです。めちゃめちゃ好き!って気持ちを押し付けると思う。

けど、相手から愛情が返ってくると気持ち悪くて吐きそうになる。

「誰かに好かれてる自分」が嫌いなのかもしれないし、「誰かが自分を好きという事実」が嫌いなのかもしれない。そのへんはまだよくわからないです。

まぁこれはあんまり今のところ生活に支障を来たしてないので大丈夫です。そのうちなんとかなるだろう。

と、ここまで長々書きましたが、これがわたしです。カドミウムという人間ですね。

これの①と②について、軽くクラスメートに話したんですよね。そういう機会があったので。割と受け入れてもらえて、というか否定しないでもらえて助かりました。若者にまだ望みはあると思いました。

これを読んだ人の周りにもしかしたらこういう「自分でも自分のことよくわかってない人」がいるかもしれない。そういうとき、無理に理解したり歩み寄ったりしなくていいから、「否定しない」であげてほしいです。

否定って多分皆さんが思ってるより効力がえぐいんです。

例えば「自分の世界」が自分の管理する大きな街だとして、そういう人たちに自分のお庭を貸してあげるんじゃなくて街の土地の一角を貸してあげる程度の認識でいてほしい。必要以上に近寄らなくていいし、でも追い出さないで欲しい。いつか一緒にお茶を飲める日が来るかもしれないから。

わたしはまだ学生だしこれから先の人生の方が長いけど、言うても人生は短いので、自分が満足して生活できるような環境を作っていかないとなと思っています。

わたしはひとりです。でもひとりぼっちではないし戦うすべを持ってる。開拓する鍬を持っている。仲間もいる。

これを読んだ人の中にもし当事者がいれば、少しでもお力になれればと思います。わたしみたいな子供に言われなくてもと思うでしょうがね。

わたしは世界は広くて綺麗だと信じてるので、この先も楽しく生きていきたいです。今まで女の子のときも男の子のときもいつだって楽しかった。

じゃあまた!読んでくれてありがとうございました!

(蛇足)
ちなみにこれを書き始めたときは男の子、書き終わった今は女の子です。たった二時間くらいなんだけど、難儀ねほんとに。

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