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記憶の中の読書録 ー祈りはとどくか:オーデュボンの祈り

「伊坂幸太郎 : オーデュボンの祈り」

主人公は、不思議な世界に迷いこむ。

そこでは、未来を予知できる「案山子」と、殺人を許された「桜」がいる。

未来に起こる犯罪が予知できる案山子。

犯罪者を問答無用で射殺できる桜。

すべてが平和に思えるが、案山子の祈りはとどかない。

起こってしまった犯罪で犠牲になったものは、例え犯人を射殺しても取り戻せない。

罪と罰に横たわる矛盾を、ファンタジーに織り込んだ名作。


私の推しnoteです。

紫月さんの作品


書評

https://www.honzuki.jp/smp/book/295047/


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