やさしい三題噺(即興小説)のやり方<小説の書き方>
また唐突に始まったな?
いつものノープランコラム、はっじまっるよー!
三題噺(即興小説)とは
語源は落語の三題噺という芸だったらしいですね。
お客さんからお題をもらって即興で話を作り上げるという。
細かいルールはさておき、現代でも小説執筆者界隈で生き残ってます。
私が「実演! 自動筆記先生(即興執筆)!シリーズ」でやってるのも該当すると思います。
ルール(決まり事)
これは人によってまちまちですが。
制限時間あり(25分とか30分とか)。
ランダムなキーワードを用意する(1~3)。
キーワードを物語に絡めて執筆。
タイムアップしたら終了。
というのが一般的な小説界隈の三題噺、でしょうか。
事前にアイデアとかプロットを持ち込んで、それをキーワードに合わせてアレンジするのが難易度が低くて良いと思います。
その場で話を考えるなら、制限時間を巧く配分して物語を考えて執筆する感じでしょうか。
私が採用しているルール
制限時間30分。
ランダムなキーワードを3つ用意(AIに提案させる)。
キーワードを1つ以上物語に絡める。できたら3つ全部。
タイムアップしたら終了。
とまぁ、キーワードに関してかなり緩いです。
ショートショートと違って「意外な展開」とか「笑える落ち」とか考えません。
ただの気分転換や余興なので、物語の形を成してればOKとしてます。
やり方(我流)
プロッター向けのやり方は世の中に溢れてるので、そちらに譲ります。
パンツァーの人はたぶん、何も考えなくてもできるんじゃないかな。
「プロットは書けないけど、やり方がわからない!」
そんな人向けに私がどうやって書いてるかを記しておきますね。
参考になればいいんですけど。
手順
その1:タイマーをスタートさせます
手順2と前後しても別にいいですが、単に私は時間が余り気味なので先にタイマーを動かしてるだけです。
その2:AIにお題を提案させます
プロンプトは
「即興小説用のキーワードを3つ提案せよ」
とかでいいです。
アレンジで「季節にちなんだ」とか「ロマンティックな」とか付けると一風変わったキーワードが出てくるかもですね?
別の「お題メーカー」とかを使うのがお手軽かも?
その3:キーワードを見つめます
ほら、私らパンツァーなので。
頭で考えるんじゃなくて、感覚で感じ取ります。
キーワードを眺めていて映像が流れてくるまで無心で集中します。
文字型の人は文字が流れてくるまで、になるのかな?
「どうしても映像が流れてこない!」という人は、キーワードから連想される物語を空想してみてはいかがでしょうか。
3つもキーワードがあるので、物語のイメージは湧きやすいと思います。
その4:書きます
最初の一行とかは割と緊張します。
ちゃんと終わりまで書けるかな? とか思うこともあります。
でも私は自動筆記先生を信頼して全部託します。
私はひたすら浮かんだイメージに集中して、見えたキャラや情景のエミュレートに専念します。
あとは見えた通りに文章を打ち込んでいくだけです。
あとはタイムアップか、物語が収束するまで手を動かします。
本当にそれで書けるんですか?
最初から完璧を求めてたら難しいんじゃないですか?
パンツァーなら、キーワードのどれかを見ていればストーリーのとっかかりくらいは思い付けると思うんですよ。
あとは怖がらず、思いついたまま文章を書いてみましょう。
山がなくてもいいんです。
落ちがなくてもいいんです。
タイムアップしてもいいんです。
最初は即興で湧き出たイメージを文章にするところから始めましょう。
そのうち慣れてくると、それを物語にする余裕が出てきます。
複数のキーワードを使う余裕もでてくるかもしれません。
結局、即興執筆は慣れが大きいので。
我流で恐縮ですが、イメージの中のキャラに全部委ねるつもりで。
彼らの物語を切り取って覗き見る感じで。
まぁこれは傍観者型の私だからこその感覚かもしれませんけど。
それに私も、この三題噺もどきではキャラに深入りしてません。
思い入れがないですからね。
だからなのか、彼らの物語は早々に収束します。
結果的にタイムアップ前に書きあがる、という訳です。
まとめ
というわけで、三題噺もどき(即興執筆)の簡単なやり方講座でした。
基本は書く! 怖がらずに書く! これに尽きますね。
書き慣れてきたら色々とできるようになります。
そのうち貴方の背後に「自動筆記先生」が降臨するかも?
それは貴方次第だと思います。
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