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最後の日に〜涙の質〜

歳を重ねるごとに、悔しさで流す涙の量は同窓会の参加人数並みに減っていく

「ツラさ」というのは、'苦痛に感じて耐え難い"ということらしい。

「ツラさ」には種類があることを多々感じる。
幼い時、若い時の自分への苦痛に対するツラさ、恋愛や勉強、部活や就職、会社内問題などなど。

今感じるのは、どうしようもできない圧倒的な現実に対し、終わりのない抜け出せない道を、進むべき正しい方角を教えてくれる人、支えてくれる人、相談できる人もいないまま日々絶望を抱えて生きていかなくてはいけない状況の「辛さ」という境地があり、経営者というのはそういった経験を越えたクレイジーなモンスター達だ。

やめればいいじゃない

前者のツラさならそれができる
後者の場合はその最終兵器が使えない
「ツラいから辞めます」が使えない。
経営責任がある以上、全ての資産を差し出して自己破産するか、自殺するか、、、

家族にも友人にも社員にも、いやむしろ家族や友人だからこそ言えない

深夜の帰路、狂ったように大声で「死にて〜!」と叫びながら歩く
涙が自然と流れ死を思う
景色は色を失い、味覚は無くなり、睡眠は壊れる

どんなに感情的になっても現実は刻々とやってくる
感情をワザで抑え込み、やるべきことをリストアップし順序立てていく。
恥もクソもない、大勢を巻き込むことのないよう最小限にとどめるよう。

景色も味も本質は変わってはいないはず
変わったと感じさせるのは脳内に侵入してくる何かしらの物質
そしてそれは「ストレス」という見えない何かで体と心を蝕む

僕は自分でコントロールできない事象が嫌いだ
だからこの訳のわからないストレスに体と心をコントロールされたくはない。

考えることを停止し、ストレスの原料となる何かしらの脳内侵入を遮断する。

このコントロールの技はとても重要だが使用しすぎると体に異変が起こる
が、心が壊れるよりはマシだ。

今日は、今年最後の日
とても感じることがある。
良い時期には人が集まってくる
あなたが出しているプラスのオーラが人を惹きつける。

でもね

良くない時に、「離れていかない人」をしっかりと憶えておいて

そしてあなたもそんな人になってあげて

今年も無事に生きられました
来年もまた激動になるでしょう

戦争はまだまだ終わりは見えず
政治は乱れ
円高は進み
未来は不安定だ

それでも来年の大晦日はやってくるでしょう

作られた記念日は嫌いな方なんですが、年越し蕎麦はちゃんと食べなくちゃと思うんだ。来年もお金に流されることなく、人をランク分けせず、ツラい時こそ「正しく念じる、正念場」を心にしっかりと留めて、自分が自分であれるように。そして僕の周りの僕の好きな人たちと心の底から楽しいと思えるお酒を飲めますように。

良いお年を🎵

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