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HOPELESS ROMANTICKER バンドをやりたい奴は絶対に読んどけ‼️Vol.33

言い忘れていたんだが、もし持てたら君たちのバンドの銀行口座を持っておくと良い。
最初のうちはメンバーみんなで割り勘なんかをしてやりくりしていくと思うんだが、ライブをやっていくうちに、チケット、グッズ収入などの売上が入ってくことになる。
今後はその収入分から、リハ代、グッズ制作費、スタッフ交通費などなどを支払っていくようにすると、少しずつプロのバンドマンの感覚になってくる。
いつまでも自腹ばかりの活動をやっていると自腹バンドが染み付いてくるからな。

しかし、今の世の中銀行口座をバンド名義で作ることは結構難しい。中々作らせてくれない世の中になったからな。(オレオレ詐欺の影響が大きい)

そこで、君の名義で1つ新しい口座を作ってバンドに関するお金は全てその口座で管理していくようにするとお金の流れを全てメンバー、スタッフで把握できるようになるし、それはプロ意識のためには重要なことだ。

さらに口座にお金をしっかりと確保しておけば、ツアーに出る時や、大箱で勝負に出る時の支えとなってくれる。自分たちが何かやりたい時にお金がなくて断念しチャンスを逃すのか、勝負する際に勝負に出ることができるのとはえらい違いだからね。

さて本日のテーマもまだまだ続きとなるが、動画をしっかりと確認すること!

ライブ動画、演奏動画をメンバー、スタッフ交えてしっかりと検証し、観客にボーカルの声、歌詞は聴こえているか、演奏人が素人っぽくバカデカい音量になって、僕を観て!ってなってないか、リズム隊がズレてないか、全員の衣装、世界観が統一されていて洗練されているか、演者が煽らなくても自然の揺れが発生しているかなどをしっかりと確認し、スタッフに意見をまずは聞く。

売れてないバンドがバカみたにお客を煽っている情景をよく見るが、あれほど寒いものはない。煽りが上手いなんてのは曲がクソだと言われているのと同義語だからな。ブランキージェットシティーなんて煽ったりなんてほぼしない。お客が勝手に自然に暴れている。それが曲の力だ。煽りばかり上手くなるような小手先に走らないように!

煽るってのは、そもそも観客が自然に揺れてきたり、爆発しそうな感情や空気をアーティストが読み取り、少しだけ押してあげる。観客の中で何も起こっていないのに、煽りで無理くり『乗ってる風』にしてみても意味がないんだよ。俺らもよくやってしまっていたな、、、今思えば死んでしまいたくなる、、「声出していけよ!」「手上げて!、前にこい!」などなど、、、そうなりたくなるような演奏をまずはやれ!ってことだよな。ライブをやり続けているとそういった小手先の技ばかり上手くなってしまって、ライブが盛り上がっているように見えるもんだからバンドが成長しなくなる。曲だけで心と体を揺らすんだ。煽りはそうなった時の起爆剤に過ぎない。着火剤ではないんだ。

 とにかく、ファンミーティングを上手に開催し、アンケート結果を参考に50~100名までファンを増やせ。そこまでは努力だ。どれだけ曲が良くてもファンが少な過ぎると音楽関係者の目に止まる位置まで届かないから。そしてそこまで行ったら次のフェーズに突入だ。ここがもしかしたら一番大変な時期かもしれない。企業で言うとこの『ゼロイチ』ってやつだ。

乗り越えろ!その先に見える景色は普通の生き方では見れないものになってくるから。2年以内に乗り越えろ!

  


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