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21歳のとき、ボーリング場から逃げたはなし。

「よし逃げよう」
と思ったかどうかさえ覚えていない。
なにかが限界に達したのだと思う、
気がついたらわたしは
ボーリング場から逃げていた。

それは21歳の夏のことでございました。
とうじ、お付き合いしていた恋人と
渋谷をうろついていたら
偶然にも彼の友達数名も渋谷にいるという。

わたしからするとあり得ない流れですが、
「合流してみんなでボーリングやろうぜ」
ということになったのです。

HSPの方は共感してくださいますよね、
これ最悪です。緊急事態です。

とうじ、わたしは健康的でストレートな
自己表現ができない
「察してほしい女」をやっていたために
嫌だといえず…

なんとか頑張れるんじゃないかという
じぶんへの期待もあって会場まで
来てしまったのだけれど、
いよいよになって

(え、後ろから知らない人たち大勢に見られるの?
そういやわたしずっと、ガーターの人じゃん、
1回なら笑われて終わり…だけど、
5回連続ガーターとかになってきたら
お互いどういうリアクション取ればいいの?
ねぇどんな顔して振り返るの?
まって間違ってストライク出したら
ハイタッチするの?ムリムリムリ)

気がついたら
隣接するゲームセンターの
UFOキャッチャーの台の後ろに
たたずんでいました(こわい)

そう、みんなが受付をしている間に
ボーリング会場から逃げちゃったんです。

「社交不安障害」

おそらく当時のわたしは
これだったのだろうと思う。

けれどいまほど情報にアクセスするのは
簡単ではなくて

わたしはこういう事があるたび
問題の原因を
「じぶんの性格が悪いせい」
というところに着地させていました。

どうしてみんなが簡単にできることが
わたしにはできないんだろう…
わたしって変だよね、ダメなやつだよね…

こんな設定の世界を生きていたんです。

でもね、心の土台をつくりなおした今は
全然ちがう世界がみえています。

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続き・・・恋人に発見されどうなったのか!
ヘルシーな世界から見たときの解説文

2023/11/02 夜、更新


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