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【東大生】心理学から見る勉強のコツ Part1

こんにちは!今回は心理学を使った勉強のコツを書いてみようと思います!

僕自身は心理学専攻ではないですが、教職の授業で軽く学んだので、
それから応用できそうなことを何個か取り出してみます。
Part1では、記憶・暗記をテーマに取り上げてみました。

勉強をする上で、自分の気持ちや暗記の際に重要な脳の働きなどは
無視することはできないので、この記事を書いてみようと思いました。

この記事を読むことで、勉強に対する理解が進んで、より効果的に勉強が
できるようになってくれたら嬉しいです。

Q&A方式で進めていきたいと思います!

※あくまで、心理学の知識を軽くしか知らない一個人が書いたものなので、
こういった見方もあるんだなという程度に留めておいてください。
詳しく知りたい方は、ご自分で調べていただけると助かります。

Part.1 記憶について


Q暗記が苦手で記憶力がないのですが、どうしたらいいのでしょうか?

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A 記憶というのは、短期記憶と長期記憶の二つがあります。

両方とも、読んで時の如くですが、短期記憶は短時間ですぐに忘れてしまうもので、長期記憶というのは長時間覚えているものです。長期記憶は、
いわば思い出やずっと忘れない記憶のように捉えておいてください!

そして、その長期記憶の中にも、
宣言的記憶(顕在的・勉強系)と手続的記憶(潜在的・運動系)の二つが
あります。

宣言的記憶について
顕在的というのは、目に見えるということで、勉強の知識などは実際に
書き起こせますよね?そのようなものと思っておいてください!

手続き的記憶について
潜在的というのは、目に見えないということで、例えば、サッカーボールの
蹴り方や、野球のバットのスイングの仕方などは身に染み付いたもので、
実際に文字として起こすのは人それぞれで難しいですよね?
そういうイメージを持っていただけたら大丈夫です!

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今回は、勉強についてなので宣言的記憶に着目しましょう!

そして、宣言的記憶の中にもエピソード記憶と意味記憶の二つがあります!

エピソード記憶について
個人が経験した出来事に関する記憶で、例えば、昨日の夕食をどこで誰と何を食べたか、というような記憶のことです。
この記憶は、覚えやすく忘れにくいという性質を持っています。

意味記憶について
意味記憶は知識に相当し、例えば、「ミカン」が意味するもの(大きさ、色、形、味、果物の一種であるという知識など)に関する記憶のことです。

最後に、勉強とは短期記憶→リハーサル→長期記憶への流れのことで、
リハーサルというのは覚える際に繰り返すことをいいます。

◯効果的に記憶するには?


先述しましたが、「エピソード記憶」は、
意識せずとも自然に覚える&忘れにくい性質を持っています!
暗記作業=「意味記憶」なのでただ机に向かって覚えるのではなく、
心情や感想、身体の動きをセットにして「エピソード記憶」化すれば
覚えやすく忘れにくい暗記ができる
可能性があります。

例えばどういうものがあるでしょうか?

・自分の好きなスポーツの素振りをしながら覚える
・その日の感情にあった英単語を覚える

などといった方法があります。

例えば、sadだったら悲しい気持ち時に覚えたなという風に
思い出しやすくなるということです。

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◯他にも「チャンク化」という方法がある!


チャンク化とはなんでしょうか?それは、
バラバラな情報を自分で都合のいいようにグループにまとめる作業のことを言います。

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例としては、電話番号が◯◯◯ー◯◯◯◯ー◯◯◯◯のように分かれていたり、織田信長・武田信玄・豊臣秀吉などを日本の戦国武将と一括りで覚えるようにすることです。


メリットとしては

・自分なりの記憶方法で記憶に残りやすくなる
・グループ化で情報量が圧縮されていて直観的に覚えやすい

などがあります。是非使ってみてください!


いかがでしたか?次回は、学習意欲ややる気のあげ方について
書いていこうと思います!

良ければ、スキ&フォローよろしくお願いします!

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