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東京さんぽ/2022年6月 湿気を帯びる明治神宮

少し趣向を変えてみた。

うっかり三浦半島の写真が多くなりすぎてしまったから、明治神宮に行っていたことを忘れていた。
いかにも雨が降りそうな、湿気をはらんだ6月のとある休日。ちょっとした用事のついでに明治神宮へと足を運んだ。

原宿側の第一鳥居は現在建て替え中。
横の山道から入る。
いつでもそれなりに人が行き交う明治神宮。
広いのでゴミゴミしているという印象にはならない。

写真に撮るとよく分かるが、みんなちゃんと端の道を通っている。砂利道は歩きにくいという理由もあるだろうが、生真面目だなあと思う次第である。
かくいうわたしもこの道を歩いていた。

見上げれば青紅葉。
太陽は見えないが、逆光気味なポイントで撮ると玉ボケキラキラ。
少し露出オーバーで白飛びしているが、お気に入り。

ここから参拝の前に明治神宮御苑へと入る。
清正井がある場所だが、今回は花菖蒲がお目当てだ。3ヶ月ほど前に、特に理由もなく友人と明治神宮御苑に入ったときは、何も咲いていなかったせいでガラガラだったが、今回は同じ目的の人が多数いた。とはいえ、行列するほどの人だかりではない。
明治神宮御苑に入ったのはこれで2回目。いままで知らなかったが、3ヶ月前に友人と初めてここへ入り、清正井を見に行ったときに花菖蒲が咲くと知ったのだ。

みどりのリフレクション。
この先に睡蓮がたくさん咲いている。

視界の左側で青いものが横切り、近づいてみるとカワセミが飛んでいた。
残念ながら遠過ぎて手持ちのカメラでは捉えきれず、残念。お食事中だったようで、飛ぶときに見えた鮮やかな青が美しかった。

睡蓮も見頃だったようだ。
池がもう少し綺麗だったらいいのにと思わなくもない(笑)

ここから先に進むと、ようやくお目当ての花菖蒲だ。

満開。
色とりどりでとても綺麗だ。
人も色とりどり。
去年、皇居と明月院に花菖蒲を撮りに行った時も思ったが、写真を撮るのが難しい。
晴れていたらと思うが、曇りの日は花の色が光に当たり過ぎずに綺麗に出る。
お気に入りの一枚。
カメラ側の設定を少しいじって、ブルーとグリーンが強めに出るようにした。
なるべく人がいない瞬間と場所を狙う。
紫と白の花菖蒲が好み。
原宿の喧騒の中にあるとは思えないみどり。
お気に入りの一枚。
秋の紅葉もいいけれど、青紅葉の色もとてもよい。
お気に入りの一枚。
ヒメジョオン? ハルジオン?
花菖蒲と睡蓮に人が集まっているせいか、この辺はガラガラ。
ツツジもまだ少し残っている。
ツツジは見納めかな。

この場所は割と出口(入口?)に近いので、そのままするっと出て参道へ戻る。ちなみに清正井を見たい時は、花が何も咲いていない時期に行くのが吉。なにもないと人がいないから混むことがない。ちなみにこの日は大行列だった。

さて、せっかくここまで来たことだしとお参りをして帰ることにする。

暗く見えるが、まだ3時ごろ。
この日は夕方から雨が降ると言われていた(が、結局降ったのは夜だった)。
夫婦楠(めおとくす)。
両側に大きな木がある。
お参りはそんなに並ぶというほどでもなく。もともと広い境内だから、ごみごみしているということもない。お正月はこの参道が満杯になるほどの大混雑になる。
なんとなく撮りたくなる風景。

しばらく撮っていたら、退いてくださーい!と声をかけられた。
どうやら結婚式を行なっているようで、白無垢の花嫁さんが歩いてきていた。雨が降らなくてよかった。

御朱印帳を持ってきていればと思ったが、明治神宮の御朱印は結構いただいている。
鬱蒼としたみどりに惹かれる。
…根が暗いのだろうか。まあ、明るくはないけれど。

お参りを終えて駅へ戻る。
代々木駅にも抜けられるのだが、そこそこ遠い(前に経験済み)ので大人しく原宿駅へと歩いていく。

晴れた日にも撮りたいと思っていたのだが、なかなかタイミングが合わず。花の時期は決まっているから、休日にタイミングが合わないと撮り逃してしまう。
note、インスタ、Twitterを徘徊していると、みんな写真がどれも素敵過ぎてびっくりする。どうしたらそんな構図が思いつくのかと。
自分にもそういう写真が一つでもあったらいいなと思いつつ、休日に練習する。そろそろ旅行にも行きたいし、体と時間がいくつあっても足らないのが目下の悩みだ。


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Twitterもひっそりと。


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