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東京さんぽ/2023年2月 雪に一喜一憂した日

東京に大雪が降るとしきりに注意喚起されていた日のこと。午後に用事があったついでに、少しだけ新宿御苑に寄ってみた(後に後悔することになる)。

わたしが住んでいるところは割と寒かったせいか、朝から細かな雪が降り続いていて、地面はうっすら、屋根は結構真っ白な状態だった。ただ、場所によっては雨が降り続いていたらしい。わたしが出かける14時半ごろには、すでに雪が降る寒さではなく、雨へと切り替わっていた。

それでも新宿御苑に行ってみると、雨にも負けずに残っている雪が少しだけ。
遠くに雪だるまが見える。
人がいないところを撮ったのだけど、意外と人は多かった。
みんな酔狂だなぁ(自分も同類のくせに棚上げ)。
どうせならもっと降ってほしかった。

この時点で素手でカメラを扱えるほどのあたたかさ。まあ、これでは雪は降るまい。でもせっかくならもっと降ってほしかったと思う気持ち。いや、降ったら降ったで大変なんだけれども。中途半端に途中で雨になるよりもずっといい。

少しだけ残る雪を探して。
ジャノメエリカも満開。
蝋梅には雪ではなく雨粒が。
傘を持ちながらカメラを持つのは至難の業で、カメラを濡れないようにするのが精一杯。
午前中の雪と雨で下を向く桜たち。
午前中だったら雪景色がもっと見られたのかもしれない。
雨に濡れる乙女椿もかわいいけれど。

今年は、降る降ると言われながら結局ほとんど雪を見ていない。
何年かに一度大雪があることもあるけど、もうこの冬は見られないかな。雪景色の東京を撮ってみたかったけど、いつになるやら。

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