見出し画像

たびごころ。<石川>金沢を巡る チームラボ 金沢城 光の祭

石浦神社編からの続き。
もう終了してしまいましたが、11月26日まで金沢城で「チームラボ 金沢城 光の祭」が開催されていました。

いまではたくさんの人が知っているチームラボ。
わたしがチームラボを初めて知ったのは2015年。日本科学未来館で開催されていた企画展「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」で、「花と我と同根、庭と我と一体」のポスターがきっかけだった。花が天井から吊り下げられ、人が近づくとぶつからないように動く仕掛けがあるというもの。

当時はまだいまほどの知名度はなく、人数制限もない上に、土日でもそこまで混雑しているわけでもなかった。わたしは追うカラス、追われるカラスが気に入ってずっと床に座って見ていた記憶がある(笑)
金沢城での光の祭は、触って楽しむエリアもありつつ、色と光を楽しむ内容になっていました。見ていった順番で載せていきます。
…が、チームラボは映像がメインなので、ほとんどスマホで動画を撮ってしまっていたこともあり、写真は少なめ。
説明書きはチームラボのサイトから引っ張ってきました(見ているときはそれが何なのかはよく分からず見ている)。

金沢城の石垣に住まう花と共に生きる動物たち。
動物は、石垣と、誕生と死滅を繰り返し続ける花々によって、形作られている。花々は、季節ごとの花々がゆっくり移ろいながら、咲いていく。動物の花々が散りすぎると、その動物は死んで消えていく。
リフレクションが綺麗だったので撮った一枚。
今回のトップはこの横バージョン。“動物たち”なのだけど、見ているとだんだん花びらとなって散っていく。そして写真で撮ると何の動物なのか、いまいち分からなかったりするのが難点。
古えの石垣の円相。
金沢城内の石垣の中で、最も古い技法「野面積み」(自然石をそのまま積み上げる方法)が用いられている東ノ丸北面石垣(創建1592〜1595頃)。その石垣に「円相」を書き続ける。
だそうだ。
チームラボでよく見かける、墨で描くものたち。
Walk, Walk, Walk - 金沢城。
金沢城の石垣を、匿名で多様な肖像群が歩き続ける。
人々は、何かを選び、そして何かを捨て、彼らと対峙しながら鑑賞する。
わたしが見たのは、ウサギ、カエル、牛、人。
動物たちを乗せ、人が押しているというシュールなものもあったり。
合間に見えた半月。
自立しつつも呼応する生命と呼応する木々。
立ち続ける光のovoid(卵形体)と、木々が光り輝く。
光のovoidと木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと明滅している。
近くにいたお姉さんが、押し倒すと色が変わって音が鳴りますよ、と教えてくれた。
結構勢いよく倒しても問題なさそう。
起き上がりこぼしを連想させる。
(どうでもいいけど、昔は起き上がりこぶしだと思っていた)
呼応する木々。
木々が光り輝く。木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅している。 木々の光は、人々が近くを通ると、色を変え、色特有の音色を響かせる。その木の光は、周辺の木々に次々と伝播し、音色を響かせながら、連続していく。

説明を読んで、初めてなるほどと思う。自動的に色が変わるのかと思っていたけど、人が近くを通ったら変わるのか。防犯にもなりそうだ。

そして元に戻る。
最後、雲の形のようになった。
走っているなにか。
トラ?猫?
ウサギ。

この日はかなり寒く、体が冷えてしまったのでぐるりと回ったら退散することに。ちなみに、足元がかなり暗いので、結構怖かった。友達は足元を取られて土まみれになったらしい。ただ、各所に誘導してくれる人がいるので、単に不注意という可能性が高い。

ホテルに帰ります。

平日だけど、人は結構いたように感じる。
一番人がいたのは、触って遊べるたまごエリア。大小さまざまで押しのけながら進むのは結構楽しい。
金沢城のものは終わってしまったけど、チームラボはいたるところで開催されているので、近くでやっていたらぜひ。

翌日は山中温泉へと向かいます。
前回の石浦神社編はこちらから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?