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節分の豆知識いろいろ。福豆って何粒食べれば良いのか本当にちゃんと知っていますか?

今日は2月2日。2021年は立春が例年より1日早いので、今日が節分ですね。ちなみに、2月2日が節分になるのは明治30年以来の124年振りだそうです。

『節分』とは『立春』の前日のことです。立春は『黄経(天球上の太陽の見かけの通り道)が315度になる日』のことです。一年はびったり365日ではなく厳密には365.24日くらいなので、毎年少しずつずれていきます。だからたまに立春の日が2月3日じゃなくなるのです。

さて、節分といえば「恵方巻き」「豆まき」「福豆」ですね! ところで、福豆は何粒食べればよいのか正しく知っていますか?

「え、年の粒だけ食べればいんじゃないの?」

と思ったあなた。たぶん、2粒食べ忘れてますよ!!

福豆は"数え年"で数えて食べる

福豆は年の数だけ食べるんですが、年の数え方は満年齢じゃなく"数え年"です!

数え年は、生まれた瞬間を1歳として数え、誕生日ではなく年が変わった瞬間に1歳プラスします。

だから、2020年12月1日生まれの赤ちゃんは普通に数えたらまだ0歳2ヶ月ですが、数え年だともう2歳です。つまり、数え年は

・その年の誕生日を迎えた人 : 満年齢+1歳
・その年の誕生日を迎えていない人 : 満年齢+2歳

になるわけです。そして節分は2月の頭。多くの方はまだ今年の誕生日を迎えていないはず。だから、1月1日〜2月2日生まれの人以外はみんな

自分の年齢 + 2粒

豆を食べる必要があるのです!
意外とこれ、知らないですよね。

(ちなみに、恵方巻きをもし外出先で食べる時も注意です。恵方は「自宅からみての方角」です。今年なら、恵方巻きは"自宅からみて南南東"を向いて食べるんです。外出先で食べる場合、今いる場所から南南東を向いて食べてもだめなんですよ!)

豆まきして、福豆食べて、コロナを追い払おう!

福豆は、火で炒ることで邪気を払った大豆のこと。節分に年の数だけ福豆を食べるのは「健康で幸せに過ごせますように」という願いを込めた習慣です。

きちんと福豆食べて、豆まきもして、コロナも鬼と一緒に追い払いましょう!

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― 2020.02.02. 充紀


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