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カメラ遍歴の話 その4.5 ~Lレンズとモニターと物欲~


 さて、デジタル一眼レフデビューを果たしてからわずか1年で、加速度的に機材を増やした。

 しかしながら、この時点ではまだ、カメラや機材1つに10万円以上かける度胸はなかった。ところが、ここで私は沼へよりハマる道を見つけてしまったのだ。

 それは、モニターである。
 カメラ機材というのは、一般的に見て高価である。家電量販店などに実物がある場合もあるが、たいていは防犯用のコードがついているため、その場でちょっと触る程度しかできないわけだ。
 当然、高い買い物なので、その品がいいかどうかが分からないと、なかなか購入に踏み切れないものである。
 そこで、例えばキヤノンでは、キヤノンフォトサークルという有料の会員サービスで、毎月抽選で機材のモニターを募集している。
 このモニターに当選すれば、約1ヵ月の間、ただでその機材を使わせてもらえるのである。

 それを知った私は、気になっていた望遠レンズであるEF70-200mm F4 L IS USMを借りることに成功したのである。

 これが新たな沼への入り口だった。
 EF70-200mm F4 L IS USMは、私の期待以上の描写を見せてくれたのであった。

 その結果、

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 1か月のモニター期間が終わる前に、ついにLレンズデビューを果たすことになったのであった。

 また、モニター制度は、キヤノンフォトサークル以外でも実施されていて、当時はデジタル一眼が流行り始めていた時期なので、カメラ雑誌などでもモニター募集があり、そういうもので、色々な機材を借りたのである。

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 例えば、ペンタックス機を使ってみたり、

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 NikonのD7000を借りてみたり。
 また、モニターだけでなく、参加費無料、もしくは格安で気になる機材を体験できるイベントも多数あった。

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 出たばかりのフルサイズを試したり、

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 もっと後には、サンニッパと1DXを試してみたり。
 こんなことをやっていくと、物欲が刺激されるばかりなのである。

 さすがに1DXやサンニッパは買えないものの、一度Lレンズに手を出してしまうと、他の機材に手を出すのもどんどん障壁が低くなっていってしまうのであった。

 そして、色々なカメラ、機材に手を出していくことになるのであった。


                           気まぐれに続く

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