第122回工業英語能力検定(工業英検)2級に合格したので、その経緯と使った参考書
※2022/09/23 書影の画像をそのまま貼っていることに気づいたのでAmazonの埋め込みに変更
でんっ
去る2020年1月25日に工業英検2級を受けに行きました。辞書はあると思ってた奴がなくて内容そこまで詳しくない英和・和英両方入った辞書一冊だけだし、それで分からない単語が分からないままだったし、時間足りなくて英作文クソ適当に書いて終わったのでぶっちゃけ感触はクソ悪かったんですが合格しました。なんでだろうね!
というわけでそこまでの経緯を備忘録として残しておきます。
1、受験を決めた時期
19年9月にTOEIC L/Rを受験したのと(結果は確かL405/R395/T800)、個人的最クソ試験のQC検定(ムカつきすぎて書きなぐった感想ノート)を受験して、さあ次は何を受験するかというと思っていた時期。弊社には「この半期は●●を頑張ります!」「●●を改善し××にします!」みたい目標を定めて自己成長を意識付けようという、そんなこと言われんでも勝手にやるわバーカというものを書かされ、ネタに困っていたところ、その弊社にこのあたりオススメだよと挙げられていたものの一つが工業英検でした。HPから内容とか中身とかを見るとまぁまぁ面白そうな試験だったので、これの受験を決意。9月8日には参考書を買ったので、単純計算で行くと4か月半が勉強期間になります。といっても日々の勉強時間は高が知れてたし、試験直前2週間くらいはモチベがそこまでなかったので、4か月半の割にはそんなに勉強してません。
2、勉強方法
前述の購入した参考書は「技術系英文ライティング教本」です。これがもうすごく良著。
3Cの概念とそれをどうやって達成していくかというお話や、さまざまな文法の扱い方(5文型、冠詞の扱い、etc)の解説が成されていて、練習問題などの例文もしっかりある。めちゃくちゃ参考になりました。工業英検とか関係なしにオススメです。
12月半ばくらいまでこれをパラパラ読んで解いて、一周したらまた最初に戻って……を繰り返してました。それでも2,3週くらいしか読んでいませんが。しかし実際の問題も読んでないし公式の対策テキストも見てないのは流石に舐めプが過ぎるかなと思い、コンビニで印刷できる「工業英検2級対策」と過去問2回分を入手。しかしその2級対策テキストを読むと「ここの解説は1級対策に載ってるからぜひ見てね★」で終わらせてるものが多かったです。じゃあ最初から1級対策だけ売れやオラァ!そんなわけで「工業英検1級対策」も購入。1級対策は問題傾向こそは工業英検用ですが、実用上でも役に立ちそうなところがチラホラあるので割とよかったです。あと、2級対策のPart3は演習問題260題分で、(解説はないですが)模範解答のPart4がタダで見れるので、2級対策のPart3だけありゃ十分だと思いました。というわけで、12月からは1級対策テキストをチラチラ読んで、2級対策の演習問題を解いて勉強、そのまま試験を迎えました。まあぶっちゃけサボリまくってたのでその演習問題は50/260くらいしか解いてないし、和訳の練習はまるでやってなかったし、スクールかなんか通ってライティング見てもらったわけでもないのですが、それでも受かるんだからよくわからないですね。まぁ点数60%以上ってのが合格基準なので、ならまぁ確かに……という感じ。今回2級の合格率は103/213で48%でした。
ちなみに辞書は「エクシード和英・英和辞典」だけ。もう一冊あると思ってた奴がなかったのでこの一冊で挑みました。普通の単語を調べる際には役立ちましたが、専門用語が全然カバーできてなかったので、技術系の単語をカバーしているような辞書を用意しておきましょう。
3、技術英検に向けて
ただ、次回?試験から工業英検は技術英検に名前が変わり、内容もちょっと変わるそうです。現在の1級と2級が同一試験になって、出来栄えでプロフェッショナルor準プロフェッショナルに分かれ、準2級が1級、3級が2級、4級が3級になるそうです。事情を知ってない人だとすごく困惑しそうな名前にしたのは甚だ疑問ですが、ともかく変わります。
内容が変わる以上、今1級対策テキスト入手するのは得策じゃない気がするので、いずれ出るであろうプロフェッショナル対策テキストを入手すればいいんじゃないでしょうか。技術系英文ライティング教本は技術英語とか関係なくマジ良著なので買っときましょう。
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