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僕がYouTubeとTwitterで発信を始めた理由と経緯

はじめまして、みつきと申します。

政府系金融機関の日本政策金融公庫(国民生活事業)に勤務していた経験を活かして、現在は『元公庫職員VTuber』として活動しています。

主な活動場所はTwitterやYouTubeでして、

・公庫から融資を受ける際に気をつけておきたいポイント

・必要書類の作成のコツ

などを発信しています。

タイトルにあるように、この活動を始めるきっかけや経緯をつらつらと書いておこうと思いました。

もともとは個別で相談に乗っていた

公庫を退職してからは、公庫の仕事と近しいこと(創業間もない企業のサポート)に携わっていました。

そこで「昔の国金で勤務していました。」と伝えると、資本性ローンについてや創業融資について話が広がりけっこう盛り上がったことも良くありましたね。

多くの経営者とそのような関わりを持つなかで、とある経営者の方から

「お金払ってもいいから、みつきさんに提出書類を見てほしい」

とオファーをいただいたのです。

当時は「僕なんかが報酬をもらうなんておこがましい・・・!」と思っていたので、完全にボランティアで対応しました。笑

今だったらこんなことはしませんよ?

そんなことがあってから、ポツポツと同じような依頼をいただくようになったのです。

ボランティアでやっていたので自分からは積極的に営業せずに、向こうから依頼があった場合に対応するスタイルでやっていました。

気になるその通過率ですが、ズバリ9割を超えていました。

(念のためですが、「無理だ。」と思ったものは丁重にお断りしています。実際に融資申請をしたものでの通過率です。)

公庫を退職してから少し時間が経っていますが、僕が見ている審査ポイントは実際の公庫の融資審査から大きく外れていないことが分かったのです。

友人の一言で始める

そんな感じで月に1件あるかないかくらいのペースで対応していました。

ある日、いつもと同じように友人と飲みに行ったとき、その友人がTwitterの運用に力を入れていると知りました。

その友人は美味しいものが大好きで、「食べログなどのサイトでは評価されていないが実は旨い店」を探すことが好きらしく、良いお店を見つけたらTwitterに投稿していたそうです。

最初は何の気なしに始めたようですが、段々とツイートに関心を持つフォロワーが増えるようになり、これを機に何かできないかと考えているというのです。

その友人はInstagramはまだやってなかったので連携したほうがいいよ、と思ったことをそのまま伝えたのですが、

そこで、この活動を始めるきっかけとなった一言をもらいました。

「お前も何かやってみたら?・・・・そうだ、俺の周りにYouTuberいないからYouTuberやってよ!」

とても深イイ言葉が来るかと思いました?

まあ、何かをはじめるきっかけなんて些細なことのほうが多いですよね。

創業の動機を重視していた元公庫職員が何を言ってるんだ、とは思いますよね。笑

お酒が入っていたことも少しは影響があったとは思いますが、「せっかくだから、やってみるか!」とそこで決意しました。

それが水曜日のことで、木曜・金曜で「YouTubeに競合がいるのか」「参入するならどのようなコンセプトでいこうか」をザックリ決めて、その週末の土日で、『みつき』というキャラクターが誕生したのです。

周辺の知識はからっきしでしたので、土日それぞれ8時間くらい費やして生み出しました。。

そこからは方針の修正を自分なりにして今に至る、というような経緯です。

この活動で実現したいこと

「自分の周りにYouTuberがいないからYouTuberになれば?」と言ってくれた友人にはとても感謝しています。

実際に始めたことや今やっていることを伝えて壁打ち相手になってくれています。

しょうもないきっかけですが、この活動を通して『古巣である公庫』『中小企業や個人事業主』『社会全体』それぞれが利益を享受する、いわゆる『三方良し』を自分の手で形にしたいのです。

まずは公庫側。

実際に勤めて感じたことは、中小企業の数が年々減少している現状を我々で支えようと言うけれど、そのため具体的な策を講じていないんじゃないか、ということです。

融資の申込があって、それは融資できるか分からない『?』の状態のものですが、これを審査することで、融資できる『〇』、融資できない『✖』に振り分けています。

『〇』なものは融資すればいいのですが、問題は『✖』のほうです。『✖』の中には、「ここが改善されれば融資するのに」という『△』も含まれています。

公庫は特にこの『△』または『✖』を『〇』にするような支援をほとんどやっていない(「そこまで手が回らない」が正確かもしれません)のです。

大それたことをする必要はなくて、例えば否決の理由を伝えるだけでも全然違います。(公庫は否決理由を開示せず、「総合的に判断して」という言葉をよく使います。)

この施策をしないで、「中小企業の数が年々減少している現状を我々で支えよう。」というのはちょっと無理があるとぶっちゃけ感じました。

ここを解決するために自分の経験が活かせるのではないか、と強く思うようになりました。

次に中小企業・個人事業主側。

公庫から融資を受けたい人にはそれぞれ『想い』があると思います(公庫を騙してお金をもらうというのは論外です)が、そのような想いがあるにもかかわらず融資を引けないばかりに行動に移せないというのはやはり悔しいです。

公庫がどういうところを見て審査を行っているのかを僕が代わりに伝えることで、公庫の負担も幾分かは軽くなりますし、何より中小企業や個人事業主の方々が事業を軌道に乗せる可能性を1%でも高められることができます。創業するからには当然上手くいきたいと思うはずです。

このような支援の立場には、中小企業などの小規模事業者に専門的なアドバイスができる『認定支援機関』があります。ただ、これらの機関に成功報酬として支払う金額は創業予定者や中小企業にとっては軽くはないのです。(相場が融資決定額の2~5%くらい

融資を受ける事業者の負担を少しでも軽くしてあげたい、という気持ちがあって、まずはTwitterやYouTubeでの活動をメインにしています。

有難いことに「うちでセミナーやってください!」などのDMもポツポツ頂けるようになってきましたが、VTuberという性質上、今はご遠慮させていただいています。

最後に社会ですね。

壮大なことですが、自分が関わることで一人でも多くの人が夢や目標に向かって一歩踏み出してほしい、『想い』を持った人がチャレンジできる環境を創っていきたいです。

「事業したことがないやつが何を言っているんだ」と思うかもしれませんが、僕はこの活動を『事業・ビジネス』だと思って取り組んでいます。皆さんと同じ立場です。

そんな想いを持ちながら、活動を続けておよそ3ヶ月。

活動を始めて以来、一番うれしい連絡を先日いただきました。

僕の発信したコンテンツを活かして、みごと創業融資を通過した方が出ました!

TwitterやYouTubeでいただく皆さんのリアクションはアイコンや字面だけでは伝わっていないかもしれませんが、めちゃめちゃ嬉しいです。コンテンツを作り続ける糧になっています。

つらつらと書きましたが、こんなことを考えながらいろいろ行動に移して失敗しています。笑

これからも形は変わるかもしれませんが「僕が実現させたいこと」を実現するために、日々試行錯誤を繰り返していきます!

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