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【ビジネス】消費しない人になろう。でも消費する人を知ろう。

今回のビジネス視点の話です。おそらく皆さんも1度は考えたことがあるのではないでしょうか。
         "そもそも消費とは何でしょうか。"
よく消費、浪費とか…なんだか悪いような言葉に聞こえてきますが、ここでは毎日の生活の中で時間やお金、あるいは体力や心といったなんらか有限のものについて費やし、消えていっているものと前提を置きます。

自分自身を振り返る

ます第一に考えられる事は、人間にとってお金も時間も体力も心も必要以上に消費する必要はないものだということです。自分自身の胸に手を当てて考えてみてください。例えばこの1年間であなたは何を買って、どんなことに時間を使い、何をするのに体力を使って、心を尽くしたでしょうか。観点はいろいろありますが、こういった内容を一旦整理する事は自分自身を整理するために非常に有効な取り組みです。特に、新型コロナウィルスの影響もあって多くの方々が今まで以上に自分が費やす時間やお金と向き合って生活をしてきたのではないかと思います。せっかくなので自分にとって何が本当に大切なのか改めてじっくり考えてみましょう。

ビジネス視点での消費を知るメリット

改めてお伝えしますが、今回はビジネスの話です。きれいごとではなく、ビジネスではいかに利益を上げるかと言う視点は極めて重要です。先述した内容を踏まえて、あなたは次にやるべきことがあります。それは、整理された内容以外のことをビジネスチャンスに活かすべきだということです。これには理由が3つあります。

1.自分が興味がない分野のほうが感情に流されず冷静な判断ができる
2.知らない分野の方が客観性の高い判断できる
3.新しいビジネス創造がしやすい

1つ目は特に陥りやすいポイントです。基本的に仕事を選ぶ上で、多くの方々が少なからず興味がある分野にと注力しがちです。しかし、裏を返せばそれはつまり感情によって左右されやすいともいえます。時と場合にもよりますが、必要な判断に迫られた際に冷静さを欠く可能性が大いにあります。
2つ目は知らない分野の方が第三者的に客観的にビジネス視点でものごとを見ることができると言う点です。すでに知っている分野は、自分のいくらかの知識や経験が邪魔をして主観的になったり、バイアスがかかったりして客観性を欠く場合が多くあります。
3つ目は1つ目と2つ目に絡めて規制概念やバイアス、そして感情に流されるといったことなくビジネスとして見定めることがしやすくなるという利点です。実は何もない方が面白いアイデアは浮かびやすいです。
人間というものは自分の見たいものしか見ず、自分のしたいことしかせず、自分の思い通りになることをあらかじめ想像する生き物です。ビジネスにおいて、サービスやものを提供する際にどんなものが消費者にとって刺さるのか、多く高く買ってもらえるのか、どのようなマーケティングをすれば良いのか等、様々なハウツー本や情報がそこら中に溢れています。しかし、そもそもそれらを読む、手にしている自分自身が邪魔をしていることに気づいていない方が多いです。

真っ白なキャンパスにビジネスアイデアを

私がお伝えしたいのは、ビジネスにするなら自分が興味は無い分野をあえて狙って、消費者心理を客観的に理解したビジネス戦略に取り組むことが成功しやすいということです。もちろん全く興味がない好きでもないと言うことも取り組むこと自体がストレスかもしれません。私が知る経営者の方々は本当は実は〇〇がしたかったんだ、△△になりたかったんだと言う方が多くいらっしゃいます。様々な理由で元々やりたかったことは叶わなかったけれども、結果的に事業として大成功しているところを見ると、今回のような話につながるのではないかなと感じます。

昨今では副業・複業も盛んになってきました。本業とはいかないまでも、副業で上記のような視点で取り組んでみることもおススメですね。お読みいただいてる方々への今後の取り組みの一助になれば幸いです。

何か仕事上でお悩みのことがございましたら気軽にお声掛けください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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