【不定期連載「都市のこと」①】東京のみどり(マクロ視点) 後編
こんにちは
元公務員のミツイです
東京のみどりについてつれづれ書いている後編です
※史上稀に見る長さの記事です、お覚悟を
前編はこちら↓
振り返り
前編では、以下の流れで論点を整理しました
東京は流入人口が増え続けている
東京の中でも郊外では2018年頃までは住宅地が増えて来た
それ以降、郊外では住宅「地」の新規開発の需要はかなり少ないのでは
さて、タイトルに「みどり」と掲げながら、前編では一切みどりの話しをしていないですね😄
みどりと緑
僕が所属していた自治体では、山林、原野、公園など、
植物にフォーカスできる土地利用や、緑被的な意味での
植物を表現するとき、植物や自然のことを表すときに
「みどり」という言葉を使っていました
漢字の「緑」は辞書どおり、主に色のこと
ふーしーぎーなルール!
東京郊外のみどり
東京都心に住んだり働いたりしている人たちがなんとなく思う、東京でみどりがありそうなエリアはどこ?
世田谷区から西?
三鷹から西?
・・・いやいや
まずは、あきる野、八王子まで行かなきゃ、ほんとの「みどり」なんてねえわ!という話をします
東京都全体の航空写真を見ると、東京でも西の方にはみどりがあることが分かります
今回、かなりマクロ視点なので、暮らしている感覚で、なんとか公園はみどりがあって!とか、なんとか川の土手は自然いっぱい!みたいな話しはしてないです
航空写真見ると、西の方の緑のエリアは、あきる野、八王子、青梅、奥多摩町、檜原村です
西の方の濃いグリーン以外にある緑を紹介すると、僕の家(青い丸)の周りに散らばっているのはゴルフ場(府中カントリー)、北の埼玉との県境にある孤立した緑は多摩湖周辺エリアです
中央線沿線で一定程度規模があるのは、小金井カントリーと小金井公園のエリア、武蔵野公園・野川公園・国際基督教大学・国立天文台・調布飛行場・深大寺のエリアくらいでしょうか
上記、孤立したみどりのエリアに面積的に劣りますが、皇居エリア、明治神宮エリア、神宮外苑エリア、新宿御苑エリアにもみどりはあります・・・あるといえばあるくらいで、お情けで挙げてるのは内緒
でも、上記に挙げたエリアなんて比較にならない量のみどりが、あきる野、八王子あたりから西にはあります
なんならそのみどりは、北は青森県、南は和歌山県、西は山口県までつながってます
そりゃ出るわよ熊も猪も鹿も狐も貂も穴熊も狸も白眉芯も
住宅になった土地はもともと?
前編で八王子にフォーカスして、みどり的な土地利用(登記区分?)だったところを住宅地にする動きは2018年頃まで盛んでした、という話をしました
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