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医師から見た三井温熱

今回は医師の観点から見た三井温熱について解説を行います。
三井温熱への判断材料として、ご参考にしてみてください。

医学博士の陰山康成先生のお話を元に記事を作りました。

陰山 康成 先生のプロフィール
岐阜大学医学部医学科大学院卒業、医学博士。
臨床ゲノム医療医学会認定医。医師と歯科医師のダブルライセンス・ドクター。
歯科では歯科麻酔、医科では救命救急科、整形外科を専攻。ロンドン大学医学部に留学時、各種統合医療を研修し帰国。2006年和合医療をキーワードに高輪クリニックを開業。
内科と歯科、西洋医療と伝統医療を日々こなされている。
<著書>「遺伝子でわかるあなただけの処方箋」「口の中からはじまる医療革命」「原因不明の病を治す」など

和合医療

陰山先生は和合医療を提唱し、推進しています。 これは、最先端の西洋医療と東洋医療を融合したものを指しています。
患者様それぞれの症状に合わせ、和合医療を行っています。

陰山先生は患者様の体や症状に合わせてコーディネートし、病気の治療だけでなく、積極的に健康指導を行い、生活習慣病の予防に力を入れておられます。

具体的には食事指導・メンタルケア・運動法・温熱療法といったことを行われ、中でも、体を温める温熱療法は欠かせません。

ヒートショックプロテインと三井温熱

陰山先生は長年、とある大学で体を温めた時に私たちの身体で発生するHSP(ヒートショックプロテイン)の研究をしています。

その結果、HSPは、私たちの体の中で活発的な働きをしてくれることがわか
っています。

ヒートショックプロテインとは、読んで字の通り、熱によるショックを与えた時に出る抗酸化力のあるプロテイン。傷んだ細胞を修復する働きを持っているたんぱく質のことです。

私たちの老化の原因は、細胞を攻撃する活性酸素
活性酸素は、紫外線や食品添加物、ストレスや喫煙、飲酒などによって体内に発生し、生活習慣病の原因にもなります。

ですから、老化と病気予防には、活性酸素の発生の原因となる生活習慣を見直すことはもちろんですが、抗酸化物質を体内に増やすことも重要です。

人間の健康度は、活性酸素とHSPなどの抗酸化物質の所要量の対比によって決まります。

また、HSPには乳酸の発生を遅らせる働きも持っています。
乳酸は体にたまると、だるさや首・肩のこりにつながります。
入浴などで十分に体を温めるとだるさやこりが緩和するのは、HSPが増えるからなのです。

それから、HSPには除痛効果もあります。
HSPが脳に働きかけて、神経伝達物質ドーパミンを活性化。
ドーパミンは、別名、快楽物質とも呼ばれ、痛みを感じにくくさせる働きがあります。

ひざ痛や神経痛などには、ピンポイントで温熱療法を行えば、痛みが改善するのはこのHSPの影響があるためです。

痛みと熱の関係について纏めた記事は過去にもありますので、こちらもご参照ください。


最後に

最後までご覧下さりありがとうございます。

三井温熱では、セルフケア講座を開催しております。
今回の記事で温熱のセルフケアにご興味を持たれましたら、三井温熱のホームページから、セルフケア講座にお申し込みください。ご参加お待ちしております。

また、三井温熱の施療を受けてみたいと思われましたら、ぜひ店舗各地の療法院にお越しください。
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