見出し画像

英国王室とSDGs

英国王室問題。
正論と正統という視点で見ると気づきがある。
メーガンさんは人には自由があるので、
窮屈な王室から離れて、
私は私の人生を歩みたいと意志を示した。
そしたら「王室の歴史を壊した」との声が出てきた。
こっちの言い分は「王室に嫁ぐというのはそういうことだ」。
理屈じゃないんです、正論じゃないんです、と。

日本の天皇家もそうですが、
理屈じゃないからこそ、
天皇陛下のお姿を目にして「ありがたい」と涙を流す人がいる。
これが理屈ガチガチだと、こうはならない。

これが正論と正統の違い。
正論が必ずしも多数から賛同を得ない。
Exclusiveな世界で生まれた伝統やしきたりが、
実のところ多くの人の心の拠り所になるんです。
見えないからいい、みたいなことはある。
サピエンスには想像力があるんですから。
Appleはガレージで生まれ、
Billie Eilishは兄ちゃんと2人で制作してる。
なんとExclusiveな世界だろうか。

何でもかんでもSDGsよろしくInclusion&Diversityだと、
それはそれはつまらない世界ができますね。
Exclusiveから生まれたものにこそ、
価値があるということを前提に、
どう現代に合わせて柔軟性を持たせるか、
芯のExclusiveには触れずに。

広告営業、広告制作の現場、そして社長業を通した実体験を元に記事を書いています。よろしければサポートをお願いいたします。