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雨と神社とそれぞれの想い

記事にするか、するならどの形にするか悩んだのですが文が多くなりそうだったのでこの方法にさせていただきました。

とくに得るものもない日記のようなものなので興味のない方は適当に写真だけ見るか、スルーしてしまって下さい。

昨日のことですが、夕方前に出先から帰る途中の山間部で大雨に降られました。

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帰りの道の途中で行きの段階から気になっていた神社があったので雨なら人もいないし、写真を撮るなら丁度いいかもしれないという軽い気持ちで立ち寄ることを決めたのです。

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案の定人は居らず、それどころか社務所なども閉じていて本当に誰もいない状況に内心喜んでいました。

ただ写真を撮るにも雨が凄過ぎて、傘では事足りず雨宿りしながら撮っているような感じで、なかなか撮りたい所で撮ることは出来ませんでした。

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少ししたぐらいに突然後ろから「こんにちは。」とおそらく20代半ばぐらいの女性に挨拶されました。

登山中では当たり前のように知らない人とお互い挨拶をし合いますが下界ではあんまりないことなうえに、雨音で全く気配に気付いていなかったのでちょっとびっくりしました。

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自分も「こんにちは、雨凄いですね。」と挨拶しました。その女性は「そうですね。」と答え屋根の下でお賽銭の準備を始めました。

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自分はずっとその屋根の下で撮り慣れない雨と限りある景色の撮影を苦戦しながら楽しんでいました。

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そしてその女性は土砂降りの中、本殿に参拝に行ったのですが、かなり長い時間手を合わせていました。

こんなに雨が酷い時に1人で来て、これだけしっかり手を合わせているってことはよっぽど何かあるのかなと、余計なお世話なことを考え出した矢先

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突然もの凄い日差しがファインダー越しに飛び込んで来ました。雨は土砂降りのままです。

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女性が参拝を終えると元の薄暗さに戻りました。

たまたまかもしれませんが、神懸かった現象を目の当たりにして、自分は神社は沢山の人がいろいろな想いを抱えて参拝や祈願しにくる場所なので、なんとなくで来るべきではない所なのかもしれないと思いました。

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すれ違い様その状況は自分しか気付いていなかったと思うので、「こんなことが起きてましたよ。良い事がありそうですね。」と声を掛けたくなりましたが、怖がらせても嫌だし、彼女が何を抱えて想っているのか分からないので下手に声を掛けないほうがいいと思いお辞儀だけしてお別れしました。

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その後自分がお参りする時に心の中は、あの名前も知らない女性が幸せであってほしいということしか浮かんで来ませんでした。

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自分の考え過ぎなのか、神社という場所や大雨ということもあるのか夢を見ていたかのようなふわふわした時間を過ごした話しでした。

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神社を出て車に乗りスピーカーから流れたSara EvansのA Little Bit Strongerは聴き慣れているはずなのに何故だかいつもよりグッと来るものがあり、現実に帰ってきたような気持ちになりました。

長い話しと下手な文章にお付き合いいただきありがとうございました😌


貼っておくので興味のある方は聴いてみて下さい🎼






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