赤ちゃんを抱っこしてると腰が痛くなる理由※動画付き
赤ちゃんをずっと立って抱っこしてたり、あやして抱っこしてたりすると…
「う…腰が痛い。」
そんな方のほとんどが、腰を守り、姿勢を支えてくれるお腹の筋肉が、ちゃんと働いていないことが…。
私のお腹の筋肉は、ちゃんと働いてるのかな?
そんな疑問を持ったあなたに、ずっと赤ちゃんを抱っこする時に、腰を支える筋肉が適切に働いているか、働かせるにはどうしたらいいのか?を動画でお伝えします!
2種類の筋肉
ちなみに、筋肉には、大きく2つありまして、
・エネルギーを多く使いながらも、体を大きく動かしてくれて力を発揮してくれる筋肉
・省エネしてくれながら、姿勢を維持してくれたり、関節の動きをサポートしてくれる筋肉
があります。
特に、後者の姿勢を維持する筋肉が適切に働かず、逆に、前者のエネルギーを使う筋肉が、赤ちゃん抱っこの時に頑張ってしまうことで、
「腰の筋肉パンパンに張ってるー!腰が痛いー!(落としそう…)」
となります。
まずやるべきこと
じゃあ、その抱っこの時に、姿勢を維持してくれる筋肉(今回は皆さんもイメージしやすくそれをインナーマッスルとします)であるインナーマッスルをトレーニングすればいいんだね!!!!
となるのは、少々早とちり。
まずやらなきゃいけないのは、抱っこの姿勢維持を代わりに頑張ってくれているエネルギーを使う筋肉(今回は皆さんもイメージしやすくそれをアウターマッスルとします)アウターマッスルを、落ち着かせてあげることです。
でないと、インナーマッスルを鍛える腹筋運動など行おうとすると、バギーっと優先的にアウターマッスルが働き、インナーマッスルがうまく使えないためです。
試してみよう!
試しに、お腹のインナーマッスルを使うエクササイズを行うと、反対側にある腰周りのアウターマッスルが、パキーン!と力が入ってしまい、それに抵抗するようにお腹のアウターマッスルが必要以上ににギュン!と力が入ってしまいます。
これでは、インナーマッスルが働けません。
なので、まずは腰周りのアウターマッスルである広背筋をゆーっくりストレッチ!
広背筋がリラックスできたところで、もう一度お腹のインナーマッスルを働かせるエクササイズにチャレンジしてみます。
すると、どうでしょうか。
先ほどと同じ動きをしながらも、より楽に、変なギュン!と力みもせず、省エネしながら動けていませんでしょうか??!!
それこそ、インナーマッスルを使って、ちゃんと動けている証拠です。
楽に体を動かすこと
腰周りの筋肉が、赤ちゃん抱っこの時に、頑張りすぎないことが、抱っこの時の腰痛を予防する大切なことです。
そのためにも、インナーマッスルの働きは常に維持できるようにしておきたいです。
まずは頑張りすぎ筋を落ち着かせてあげることから、取り組んでみましょう!
※ぜひ、試したら感想いただけると嬉しいです!