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不便の中に仕事が生まれる

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

11月も半ばに入りましたが最近暑いですね。今週末の福知山イル未来ともこの頃は寒くてホットコーヒーが恋しいイメージでしたが、まだアイスコーヒーを夜外で飲めるくらいです。お城の紅葉もまだまだ進んでいません。

例年で言えば今の季節はスタッドレス交換の相談もよく受けます。京都は縦長な地域で、中部あたりからスタッドレスが必要な地域となります。また与謝野町や舞鶴方面では雪で動けなくなることもあることから除雪機や4WD車両の需要も高まります。
12月に入り初雪の天気予報が出るとタイヤ交換しかしない日があったりします。大型の店舗であれば1日に500本以上の交換も珍しくありません。
今年は従業員も工具も増えてかなりやりやすくなりましたが2021年ごろは私もまだ起業して間もなかったので少ない工具と人力で腰を痛めながら頑張っていました。
タイヤ交換しない地域ならこのバタバタも無いのかと羨ましく思うこともあります。雪のシーズンになると除雪剤による車両のサビも広がったり、雪トラブルも多いです。

私の妻が京都市内の生まれなのですが、義母は車のタイヤ交換をこのシーズンでもしないそうです。2時間ほどの移動でこれだけ環境が変わるのかとも思います。

ただこのシーズンになるとタイヤ交換はもちろん仕事になりますが、スタッドレスはすべらないために交換するので、交換サイクルも短く、5年ほどで交換される場合が多いです。また車によってタイヤサイズは違うので乗り換えるとそのたびに必要になります。また脱着時に空気圧の点検や足回りを見る機会いなるので修理を早期に発見できることもあります。車検も国が決めている24カ月法定点検により2年に一度は強制的に車両整備が入ります。重量税やら税金もその際に発生するわけですが、昔は車検なんて無ければ楽なのにと思っていましたが、2年に一度しっかりと車のことを話す機会があるというのはこの商売をしているとお客さんと出会う機会にもなるので重要な機会です。
年間で雪の前後12月と3月にくるこのタイヤの忙しいシーズンですが、上記のような需要があり、タイヤは消耗品で車両の性能に大きく影響するので専門店も非常に多く存在します。

一件面倒な事、手間なことが仕事を生み、雇用を生み、プロフェッショナルを生むのだと思います。効率的な事や地域的な事、季節的な事。地域やまちの規模でさまざまな物事が起こる中で仕事は存在します。誰かの不便を解決することで収入を得る。その分野でプロフェッショナルになることで必要とされる。そんな地域経済の循環がその地域の必要とされる仕事につながっているのだと思います。

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