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事業について語らないことが多いので

ここで語っておこうと思います笑
 事業に興味がないわけではないし、思い入れがないわけでもありません。中々話さないのは大切な部分を伝えるにあったって時間がない!と思ってください。書こうと思ったらワクワクしてきました笑

どんな事業をしているのか?

 GCでは現在3つの事業をしております。施工事業と再生可能エネルギー事業と介護事業です。人によってはやってることがバラバラだと感じる人もいますが、共通している事は、technologyや時代がが進んだ時に、人がやらなければいけない領域だと理解しており、その仕事に関わる人が得意な事・やりたい仕事に集中できる状態にすることです。

施工事業:概要

 僕たちが施工事業で持っている強みは主に3つです。

 ①全国4,500社の製作・施工の得意な職人さんのネットワーク
 ②ITによる効率化とプロジェクトのマネジメントノウハウ
 ③施工実績

上記をベースに、全国に店舗を展開されていたり、新商品・新サービスのリアルなプロモーションを必要としている本部様向けに看板やプロモーションのお手伝いをしております。

 僕たちがこの事業をやっている意味はどんな部分にあるのか?

GCストーリーの価値

 本部様が店舗での工事を依頼する時、従来であれば多重下請け構造的に仕事の依頼が回ってきます。現場の職人管理が必要になるので、どこの会社も管理できそうな会社にお願いをしていきます。
 比較的価格が決まっておらず、同じ仕事でも地域によって価格が違ってしまったり、作り方・付け方も各社でやり方があると全国で同じプロモーションをしたつもりが、違うものが付いてしまうというリスクも潜んでいます。
 結果として、仕事が職人さんに届くまでに時間も掛かりますし、報告も同じルートを通ります。間で中間マージンも発生するので、納期もかかるし、費用も上がっていきます。

 多重下請け構造化すると職人さんの立場でも、納期が短く、やりたい仕事をやりやい金額で出来ない状態が発生します。やりたい金額でなければ断ればいいと思うかもしれません。しかし職人さんたちの得意な仕事は作ったり付けたりで、「こういう技術があるからこういう仕事下さい」といった営業活動は苦手な人が多いです。もし、目の前の仕事を断って、その会社から頂けるはずだった仕事まで無くなる可能性があると思ったら、断る事も困難です。
 結果、やりたい仕事をやりたい金額でできず収益も上がらない、苦しい状態に追い込まれてしまいます。

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 僕らがネットワークしているのは現場に行く職人さんたちの携帯番号、個人LINEを知っているレベルでネットワークをしております。直接つながっているからこそ関係を良好に保つことができ、実現できるスピード感や対応力もチームとして出していくことが可能です。
 本部様が実現したい内容と職人さんたちの技術両方を理解してるからこそ、適切な提案ができ、間で管理する会社も必要なく仕事ができるのです。

施工事業:プロジェクトマネジメント

 主な強みとなっているプロジェクトマネジメント。これは本当にすごいスキルだと僕は思っています。
 4,000社以上の職人さんのネットワークを持っているからこそ、同時多発的に全国各地で同じ工事ができます。これを管理するために必要なスキルがプロジェクトマネジメントです。

 本部様からくる新商品・新サービスの店舗プロモーションの依頼は、この期限までに200店舗といったような形で来ます。2週間で実施したとしても、単純計算で平日に1日20店舗工事をしていくという事です。プロジェクトによって任せてもらう仕事の領域や現場のアイテム数は様々ですが、そのほとんどに対応できるような体制が社内には整っています。

 プロジェクトではQCD(質:Quality 価格:Cost 納期:Delivery)と呼ばれる3つを本部さんの要望通り実現させていくために、ワークプロセスを明確にし、独立して進められる作業と依存関係がある(前工程が終わっていないと進められない)作業に分けます。工程に一番支障をきたしそうな作業に細心の注意を払いながら進めていくのですが、メンバーの得手・不得手や使えるリソースを管理しながら変更管理をしていきます。

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 予定通りプロジェクトが進むことはありません。都度起きる問題は本部様と共有をしながらQCDを調整し、一丸となって達成していきます。仕事の中で現場の職人さんや本部の担当者さんと共働体験をしながら人間関係ができていきます。

 このプロジェクトマネジメントのスキルは今後の社会において非常に重要なスキルです。会社に依存することなく、個として仕事をしていくようになった時、一人では受けきれない仕事はどうしても出てきます。その時にどんな人たちとどれぐらいの時間を使ってそのタスクを終わらせていくのか考えられる力が身につくのはこの仕事の強みだと思います。

 仕事は少なからずプロジェクトの要素を持っていると思います。仕事の種類や規模、関わる人の専門性や人数が変わるだけで、仕事の本質としてはそこまで変わらない汎用性の高いスキルです。

再生可能エネルギー

再生可能エネルギー事業(ソーシャルエネテック事業)

 参入のきっかけは僕たちがネットワークしている職人さんたちの要素とGCストーリーで働いている人たちの意志が関係しています。

 僕たちがネットワークしている職人さん達を要素分解していくと、「看板」に関わっている方々が多いので、電気工事や高所での作業、建築の知識を持ち合わせています。プラス、社員の「せっかくなら良い事したいし、地球に良い事したい」という部分が重なり、再生可能エネルギーの事業がスタートしました。

 中でも太陽光発電は、もしも地球全体に降り注ぐ太陽エネルギーを100%変換できるとしたら、世界の年間消費エネルギーを、わずか1時間で賄うことができるほど巨大なエネルギーであり、しかも、枯渇する心配がありません。
近年SDGsなど、環境問題や地球を持続していくことができるかという議論がされている中で一助になれる事、目の前で自分たちのできる事という意味で事業をしています。

実際はソーラーカーポートという商品をtoC,to small B向けに販売施工をさせていただいています。

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介護事業

 実は僕も3年ぐらい前に1年間介護施設の施設長をしていたことがあります。会社が介護事業に参入を決めたのは役に立てそうだと感じたからです。施工事業では人の手が介在する領域においてITで効率化し、現場で職人さんが得意な事・やりたい仕事に集中できる環境を整えてきました。
 介護業界はご存知の方も多いと思いますが、少子高齢化にもかかわらず人手不足で大変な状況が続いております。そこを効率化し少しでもやりたい仕事に集中できる環境を整えることができれば業界に大きく貢献できるのではないかと思い、実際に入浴専門のデイサービスを運営しております。
 更にwebサイトも持っていて、介護する家族が情報を調べることができたり、ケアマネジャーや介護施設を検索できるサービスを提供しております。

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これから考えている事

 新しい事業も考えてます。それは会社同士が資本(お金)ではなく支え合える仕組みです。
 人は一人では生きていけません。来てる服も食べている物も誰かが生産して加工して配送して販売してくれて僕らは手に入れています。それを『お金』という便利なツールを使って交換してくれる人がいるから、手に入れているに過ぎません。知らない間に誰かに支えてもらっているのです。『お金』だけではなく、無償で提供してもらっているものも沢山あるし、友達からしてもらう事に値段はついていません。

 だからこそ、会社同士もビジョンや未来に共感し、支え合える仕組みがあれば、より良い世の中を実現できるのではないかという考えの元、数社さんと協力体制を作っています。

事業から得られるもの

 多くの人に喜んでもらいながらお仕事していますし、ニーズがあるから事業も成り立っています。
 ただ、僕個人的に感じている事は、どんな事業も目の前には泥臭い”作業”があります。売らなければならなかったり、追いかけなければいけないと思う事もあります。
 人は同じものを見ても同じ様に感じるとは限りません。誰かがどこかの会社で沢山の物を得られていたとしても自分はそうなれるとは限らないのです。
 だからこそ企業、社会に求める事は何なのか?自分は潜在的に何を求めているのか理解をして欲しいと思います。それはもしかしたら「仕事ができる」ではなく「信頼される」「認められる」「応援される」などの別の言葉かもしれません。

長々読んでいただき有難うございます。

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